和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

道元に出会う。

2018-01-12 | 道しるべ
栗田勇著「道元一遍良寛」(春秋社)を、
パラパラ読みをしていたのですが、
最後の「初出一覧」を見ると、

「道元に出会う」(旺文社)
「浄土宗・時宗 日本の仏教・人と教える3」(小学館)
「曹洞宗 日本の仏教・人と教える7」(小学館)

とあるので、この3冊を
古本で注文することに。
家に居ながらにして、本が届くありがたさ。
「道元に出会う」など送料共で407円。
装丁もしっかりしていて、愛着がもてます。
その「道元に出会う」をひらくと

岩田慶治・無着成恭・平井富雄・栗田勇
今枝愛真・水上勉・高崎直道・百瀬明治

この方々が、道元との出逢いを語ります。
古典は、こういうふうにして反芻できるのが魅力。

とりあえず、無着成恭氏の文を読む。
はじまりは

「わたしは何かのきっかけで、道元と出会ったのではない。
わたしは、小さな禅寺に生まれたので、小学校の頃から
父の口をとおしたり、父の師匠から教えられたりして、
道元のコトバを聞いてきた。・・・・」(p61)

無着氏は、こういいます。

「道元の本質はやっぱり『正法眼蔵随聞記』にあるのではなくて
『正法眼蔵』そのものにある。『正法眼蔵』の不透明で奥深い
部分に道元の本質があるように思う。」(p104)

はい、わかりました。
他の方々のも、パラパラ読みしてみます。




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