映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

真行寺君枝

2008-07-06 22:41:14 | 映画(日本 昭和49~63年)
家でビーチボーイズを聴いていた。
「キープインザサマーアライヴ」なんで全盛をすぎたころだけど、ディスクユニオンで300円で売っていたのでCD買った後たまに聴いている。
そんな時ふと「カリフォルニアガールズ」村上春樹の「風の歌を聴け」の中に出てくるのを思い出した。

DVDレンタルで「風の歌を聴け」を借りる気になった。
むかし本を読んだ時は、ビールが飲みたくなる小説だなあという印象が強かった。

81年の作品、大森一樹監督で主演が小林薫、ヒロインとして真行寺君枝が出てくる。若き日の室井滋が主演の恋人役で脱いでいるのも見ものの一つだ。
それにしても撮影当時はまだ21歳だった真行寺君枝が美しい。「ゆれるまなざし」なんて資生堂のCM当時は17歳だった彼女も、美しさのピークを迎えている。
映画自体は正直あの小説とちょっとイメージが違うと印象。「ジェイズバー」のイメージもちょっと違う。でも美人女優の一番のピークの顔を見るというのは本当に素敵なことである。切れ長の美しい瞳、年の割にはしっとりとした話し方、全盛の彼女をみるだけでどきどきする。たまたま彼女の出た高校が自分の実家の近くで、彼女が資生堂のCMでスターダムになった時は仲間の間で大騒ぎになったのをふと思い出した。
しばらくたって出たヌードもそれなりには良いけど、本当は若いころに見せてほしかったな。
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憂うつ

2008-07-06 07:22:09 | 家族
父母両方とも具合が悪くなってきた。
父が心臓疾患、母ががんというわけで違った疾患でやられてしまっている。

昨日新宿で会議があった後、実家に寄ったが、ちょっと最悪の状況
母は木曜日に担当医師に入院を勧められたようだが、父のことがあるので待ってくれと言っているそうな。。。でも食べ物がだんだん通らなくなっている。父よりも始末が悪い。
父はベッドから下りられなくなって一ヵ月半がたつ。ひょっとしてもう少し前に最悪の状態がということだったが、そうならない。父の場合、動いていないから心臓に悪影響を与えないからであろう。昨日は牛乳が飲みたいといっていた。
牛乳を与えたら、がぶがぶ飲んだ。そう簡単にはいかないであろう。

家に帰って韓国映画の「オールドボーイ」を見た。
いかにもタランティーノが絶賛しただけある作品だが、韓国製作らしくちょっとどきつい。主人公なぜか誘拐され15年間監禁される。その後監禁先から出てなぜ自分が監禁されたのかのなぞを探る5日間の話
映画の完成度は高く、現代日本映画でここまでのレベルに達しているものはあまりない気がする。中国映画でも時折感じることがあるが、韓国映画の中で本当に残虐の極みに達する行為が出てくることが多い。今はないが、19世紀後半まではいきなり処刑するのでなく、身体の一部を少しづつ切り刻んで処刑する死刑の方法があったと聞く。その流れがあるのであろう。
日本だって山口組3代目を殺そうとした人間が同じような残虐な処刑を受けたという話を聞いたことがあるけどね。。。。

でもこの作品の極みの日が7月5日であるのはきわめて偶然
この偶然が何かいやなかんじがする。

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