不毛地帯がテレビで始まった。2回目を終えて、早くも戦闘機選定の話に入ってきた。最初にこの小説を読んだのは、大学2年生のときだった。スケールの大きさに圧倒された。政財界が裏で絡み合う姿に驚かされた。ずっと書棚においてある本だ。
元日本軍大本営参謀だった瀬島龍三さんをモデルにしているのは、あまりに有名である。瀬島さんは商社マンとして、伊藤忠商事の会長まで上りつめた後も、中曽根政権のブレインとして政府直轄の審議会の委員等を務めた。
この小説を読んだとき、なんと商社マンはかっこいいものかとあこがれた。
主人公のライバル商社マンの鮫島は、国会証人喚問で有名な日商岩井の海部八郎元副社長をモデルにしている。読んでいると、むしろ行動力あふれる鮫島の方が好きになった。
残念ながら、大学卒業時には、実家の家業に近い仕事を選ぶのが家族も喜ぶかと思い、商社マンの道はあきらめた。結局は実家も商売をやめてしまって、そのままサラリーマンを続ける今、あらためてあこがれる世界だ。
シベリアでの捕虜生活は第一回で終えて、第二回からは商社マンとしての主人公の話にしている。シベリアでの話はあまりに暗すぎるので、これはこれで良いのかもしれない。
唐沢寿明は商社マンというイメージは強いが、元陸軍参謀とするとイメージが違うかもしれない。でも他は適役がそろっている。社長の原田芳雄や里見常務の岸部一徳はまさに適役だ。岸部は元タイガースのイメージから完全に脱却した。いつも期待にこたえる演技を銀幕で繰り広げている。小雪の秋津千里はちょっと違うかなという気がするが、これからに期待である。天海祐希の銀座のママは実にかっこいい。こんなに良い女がいるなら多少高くても通ってしまうかもしれない。意外に水商売系の役は少ない彼女だったが、これから増えるかもしれない。同じように水商売役が似合う米倉涼子と競わせるような役とかやったら面白いだろうなあ。
これから先が実に楽しみだ。
元日本軍大本営参謀だった瀬島龍三さんをモデルにしているのは、あまりに有名である。瀬島さんは商社マンとして、伊藤忠商事の会長まで上りつめた後も、中曽根政権のブレインとして政府直轄の審議会の委員等を務めた。
この小説を読んだとき、なんと商社マンはかっこいいものかとあこがれた。
主人公のライバル商社マンの鮫島は、国会証人喚問で有名な日商岩井の海部八郎元副社長をモデルにしている。読んでいると、むしろ行動力あふれる鮫島の方が好きになった。
残念ながら、大学卒業時には、実家の家業に近い仕事を選ぶのが家族も喜ぶかと思い、商社マンの道はあきらめた。結局は実家も商売をやめてしまって、そのままサラリーマンを続ける今、あらためてあこがれる世界だ。
シベリアでの捕虜生活は第一回で終えて、第二回からは商社マンとしての主人公の話にしている。シベリアでの話はあまりに暗すぎるので、これはこれで良いのかもしれない。
唐沢寿明は商社マンというイメージは強いが、元陸軍参謀とするとイメージが違うかもしれない。でも他は適役がそろっている。社長の原田芳雄や里見常務の岸部一徳はまさに適役だ。岸部は元タイガースのイメージから完全に脱却した。いつも期待にこたえる演技を銀幕で繰り広げている。小雪の秋津千里はちょっと違うかなという気がするが、これからに期待である。天海祐希の銀座のママは実にかっこいい。こんなに良い女がいるなら多少高くても通ってしまうかもしれない。意外に水商売系の役は少ない彼女だったが、これから増えるかもしれない。同じように水商売役が似合う米倉涼子と競わせるような役とかやったら面白いだろうなあ。
これから先が実に楽しみだ。