映画とライフデザイン

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Netflix映画「レスキュードッグ ルビー」

2022-06-19 09:21:01 | 映画(洋画:2022年以降主演男性)
映画「レスキュードッグ ルビー」は2022年のNetflix映画


レスキュードッグルビーはアメリカ映画で実話に基づく警察犬を扱う警官の物語だ。直近映画館で観た難民の物語「FLEE」は自分に合わず、感想が書けない。ドロドロした人間関係が続く韓国ドラマを見た後で、ほのぼのした映画を求める。勧善懲悪というよりも、悪人がいない作品で心を暖めてくれる映画を求める人にはおすすめだ。

警察犬部隊への入隊試験に7年連続で不合格だったロードアイランド州の警察官ダニエル・オニール(グラント・ガスティン)が、保護犬施設でなつかないので7回も返却された1歳のメス犬・ルビーを引き取る。ダニエルの家で警察犬に仕立てようと訓練しても、思い通りに行かないが、ルビーが徐々に才能を発揮し始めるという話である。

ロードアイランド州といってもピンと来ないだろう。マサチューセッツ州の隣で人口100万程度しかいない小規模なところだ。ダニエルは警察官で人の良さに満ち溢れているような20代の好青年である。今でも妻とはラブラブでヨチヨチ歩きの男の子と暮らしている。正直と粘り強さが取り柄だ。仕事は任務をきちんとする気のいい男だけど、勉強は大の苦手。警察官部隊に入隊できるのは30歳までで最終局面に入っている。


警察犬は1万ドルもするらしい。それなりに飼育するための経費もかかるからであろう。警察ではもう用意する余裕がなく、保護犬施設で賢いと勧められたルビーを引き取る。ただ、誰もが飼うのをあきらめたルビーは、ダニエルの家に行っても同じようなものだ。何度も予備テストで不合格になった後、本を読むことも苦手なダニエルが教則本を使って懸命に個人指導していく。


成長物語にありがちな清々しさと達成感が得られる。あとは、妻との仲が良く、かわいい子供もいて幸せなアメリカンファミリーといったところも心休まるのかもしれない。犬とヨチヨチ歩きの赤ちゃんの取り合わせも相性がいい。最後に向けて、思いがけないハプニングが起こる。実話というが、これが本当だとするとビックリだ。まさにgood girlだ!

コメント
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