映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

雪国 岩下志麻

2010-07-29 04:39:20 | 映画(日本 昭和35年~49年)
有名な川端康成の原作を映画化した松竹映画である。主人公の二人には木村功と岩下志麻が扮する。特に当時24歳の岩下志麻が美しく、それを見るだけでも価値がある。



主人公島村こと木村功は、翻訳などをする著述家であった。その彼は自由気ままに旅をしていた。雪国の温泉宿に入って、女中に芸者を頼んだ。ところが、温泉場に大きな宴会が入っていて、芸者はいない。そこで宴会に加わったことのある若い女の子だったらいるよということで駒子こと岩下志麻が紹介される。まだ19歳の若い子であった。お互いひかれるが、木村は翌日再度部屋に寄った岩下に芸者を紹介しろと頼む。岩下は不服そうだ。木村は君とは何でも話せる友人関係でいたいから別の女性を頼むのだといった。それでも木村に惹かれた岩下は木村に近づいていくのであるが。。。

雪景色をとらえるカメラワークがいい。話は大して面白くないが、雪国を上手に撮影している。撮影した昭和40年であれば、舞台となった雪国の街もそんなに発展していなかったであろう。苦労せずにロケできたと思う。今じゃ街も近代化されて無理だろうなあ。

それにしても岩下志麻の全盛時の美貌はすばらしい!

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2 コメント

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地元が舞台 (スマイル)
2010-10-08 00:20:16
この《雪国》っていう映画(小説)は地元が舞台になっているんですが、この雪国が撮影されたころは、ちょうどスキーブームで舞台の越後湯沢には昔の面影が、あまり残っていなかったみたいで野沢温泉で撮影されたみたいですよ。
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ありがとうございます (wangchai)
2010-10-09 20:34:51
コメントありがとうございます。

野沢温泉で撮影されていたのは知っていましたので、その前提でコメントしました。本来雪国といえば越後湯沢なのにそこであえて撮影しなかったのは訳があるのでしょうね。

この映画の3年後に父と二人で雪の湯沢に行ったことがあります。その記憶でいえば、今の湯沢とは大きく違う気もしますが。。。

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