映画とライフデザイン

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アメイジング・スパイダーマン アンドリュー・ガーフィールド

2012-07-04 08:12:36 | 映画(洋画 2010年以降主演男性)
映画「アメイジングスパイダーマン」を劇場で3Dメガネをつけてみた。
配役、監督を一新して制作された新シリーズだ。なんとアメリカに先駆けて公開されている。これもすごい。
ハイスクールに通う科学好きの少年が、研究施設でクモに刺されてスパイダーの能力を得る。そのあたりの基本は同じだ。ナイーブな印象を与える新しいヒーローも映画の主旨にあっている。ジェームズ・ホーナーの音楽が高らかに鳴り響く中、娯楽として楽しめた。

幼少時に両親と離ればなれとなった高校生のピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、伯父夫婦(マーティン・シーンとサリー・フィールド)に育てられてきた。

科学好きの少年だが、学校では運動部系の身体のでかい生徒たちにいじめられる場面も多い。ある日、隠すように置かれていた父のカバンを発見する。カバンの隠しポケットにある研究ノートを見つける。科学者だった父親が残した叔父にその件を尋ねながら、父の研究パートナーの存在を知る。

コナーズ博士(リース・イーヴァンズ)をネットで調べて、研究室のある会社を訪れる。課外学習できていた他の学校の生徒のふりをして中に侵入する。そこには同級生のグウェン・ステイシー(エマ・ストーン)もインターンで来ていた。主人公は彼女に密かに思いを寄せていた。


主人公は、その研究所の中をこっそりのぞきまわる。そこで遺伝子の研究に使われている特殊なクモに噛まれた。そこで身体に異変が起こる。気がつくと不思議なパワーを発揮するようになった。

自分でマスクをつくり、町の中で起こる犯罪に対して立ち向かうようになる。しかし、ニューヨーク市警はスパイダーマンの仕業が問題と考えていたが。。。。

スパイダーマンは3Dがはえる映画だと思っていた。
いつものように自らが空を飛んだような気分になれる期待感もあった。当然その気分は満たされた。
ジェームズ・ホーナーの音楽が意識してその躍動感を盛り上げている。
ときおりメガネをはずして画面を見直したりして見たけど、もともとの映像作りがうまいんで、2Dでも十分楽しめるような気もする。

今回は主人公のルーツについてずいぶんと追及する。本人もその秘密を知ろうとする。
主人公はけっして万能ではない。ドジを踏むことも多い。そしていつものようにヒロインに恋をする。
前シリーズではスパイダーマンは自分がスパイダーマンであることをしばらく隠していた。今回は違う。
割とあっさりと告白する。誰とは言えないが重要人物が割とあっさり死んでしまうのも特徴だ。
いいのかなあ?と思うけど考えがあるのであろう。

アンドリュー・ガーフィールドは20代後半にもかかわらず、ハイスクールの学生役である。でも不自然さはまったくなかった。「ソーシャルネットワーク」同様、現代の学生らしい風貌なんだろう。年下のエマ・ストーンの方がむしろ大人っぽい。女の子の方がおませということなのかな?
彼女の父親役の存在がこの映画では大きなターニングポイントをつくる。父親役と主人公がスパイダーマンをめぐって言い合いをする。ここがおもしろい。いったいどうなるのかと思ったが、少しづつ2人を接近させる。
そのあたりはうまいと思う。


でも満点をあげるほどの感動はなかったなあ。
自分の理解度が悪いのかもしれないが、コナーズ博士に関する話で、よく理解できない場面が数多くあった。意味がわからない間にテンポがよく進むのでどういうことなのかなあ?と考えてしまった。単純にスパイダーマンの映像を追いかけているだけならいいけどね。

そういえば、エンディングロールがはじまりもう終わりかと思って帰りかけたら、突如映像がはじまる。重要人物が出てきて次回がいかにもありそうな話をする。まだまだ続きそうだ。

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