映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

クレイジーキャッツ 無責任遊侠伝

2010-02-02 07:21:59 | 映画(日本 昭和35年~49年)
昭和39年のクレイジー映画。香港マカオでロケをしたいつもどおりのお気楽な映画である。淡路景子、浜美枝の東宝美人女優に加えてロケ地の国の女優を加えるという得意のパターン。当時の香港マカオの風景がでてくるので貴重な映像。

植木等はホテルの従業員で結婚式の給仕をしていた。バクチすきの彼が招待客としてきていたある商事会社の常務ハナ肇と花嫁の靴のサイズやヒップのサイズを賭ける。植木は勝つが、直接メジャーで花嫁のヒップを測って式がぶち壊し。ホテルから首になる。その話を聞いた商事会社のご令嬢淡路景子はかわいそうなので自分の会社で引き取れないかと誘う。お気楽稼業の植木は断るが、その会社につとめる植木の恋人浜美枝から強く勧誘されて入社する。
入社後はいつもどおりの自由奔放ぶりをみせ、上司の安田伸係長や犬塚弘課長を出し抜いて抜群の営業センスを発揮する。淡路景子がある場所でアメリカからビジネスの大物が来日する情報を得る。羽田空港に迎えに行く。ライバル会社もたくさん来ていた。そのとき植木の友人の中国人谷啓が美人の妹を迎えに来ていた。ビジネスの大物は谷啓の美人の妹と旧知の関係であった。それをきっかけに植木はその大物に取り入ろうとするが。。。。。

映画自体高尚なものではない。お気楽に楽しめれば良い。当時のマカオがこんな感じだったのかと映像に見入る。なつかしの香港啓徳空港がまず出てきて、港や天主堂、サナド付近が出てくる。でもマカオといいながら明らかに香港のレパルスベイを思わせる画像もあり、それはご愛嬌である。

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