映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

リンダリンダリンダ  香椎由宇

2009-09-06 06:51:50 | 映画(日本 2000年以降主演女性)
高校の学園祭のシーズンである。学園祭を描いた青春映画はたくさんある。その中で「リンダリンダリンダ」は大げさにファンキーにならず、静かにじわりじわり後半に向かって盛り上げていく流れである。制服姿の若者たちがまぶしい。うらやましいと思いながらパワーをいただきに行く。

ある地方の共学高校でバンドを組む女の子たち。高校の学園祭を目指していた。ところがトラブルでバンドが分裂の危機となる。残った三人前田亜季、関根史織、香椎由宇はそれでも文化祭の参加を目指す。ボーカルがいない中、参加したのは韓国人の留学生ぺ・ドゥナ。まともに日本語がしゃべれるわけではない。それでもブルーハーツの「リンダリンダリンダ」を歌おうと練習に励みだすが。。。。

突っ張っているギター香椎、黙々と弾く4人姉弟の姉さんベース関根、かわいい女性的なドラムス前田に加えての留学生ぺのボーカルである。ボーカルはカラオケ屋に行って歌の練習をしようとするが、ドリンクを頼まないとだめよといわれて、自分はペットボトルの水を持っているから、ドリンクはいらないと店員と何度もやり取りするところはなかなかの名場面だ。そういう逸話を交えながら後半に向かっていく。個人的には美人の香椎よりもベースの関根史織の淡々としたところに好感が持てた。地味だけどベースのコードラインかっこいいなあ!
文化祭!いい響きだ。あのころに戻りたい
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輝ける女たち

2009-09-05 20:36:11 | 映画(フランス映画 )
フランス映画のスターが勢ぞろい。カトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエルベアールの美人女優スターが中心。キャバレーが舞台なので、レビューのお姉さんたちの踊りも出てくる。

南欧のキャバレー経営者が亡くなった。その妻二人とそれぞれの子供たち、そしてキャバレーに働く歌手エマニュエルをめぐる話である。
でも退屈だなあ。もっと期待していたけど、よくわからないままストーリーが流れていくだけ。エマニュエルが歌いまくるが、これって肉声なのかな?ほかでも歌っているからそうなんだろうけど
レビューは本場だけに見ていていい感じだ。背の高いお姉さんたちはいかにもプロっぽい。
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南太平洋の若大将  前田美波里

2009-09-03 17:11:12 | 映画(日本 昭和35年~49年)
67年の加山雄三「若大将」シリーズ。ハワイとタヒチにロケの豪華版で、日に焼けた前田美波里が圧倒的な存在感を示す。ストーリーはワンパターンだが、脇役の巧妙さでシリーズの中でも楽しい作品である。

水産大学に学ぶ若大将加山雄三と青大将田中邦衛は実地研修でハワイのホノルルに来ている。研修が終わり最後のホノルルで、日本料理屋に出没した。そこにはパンナムスチュワーデス星由里子がいた。酔客にからまれている星を助けようとした青大将が相手とケンカになり、若大将が助ける。そののちハワイの日本料理屋の女将から連絡が来て来日。娘を連れてきたのが前田美波里である。そこからはいつものドタバタ劇。若大将に恋するスッチーの星由里子と前田美波里の駆け引きと、星を追う青大将の関係でストーリーが流れていく。

まだ19歳の前田美波里の迫力はすさまじい。当時こんなに迫力のある女優はいなかったと思う。ハワイやタヒチの海岸が非常に似合う。ビキニ姿がまぶしく、圧倒される。加山雄三と二人で潜水するシーンは本人たちがやっているようでいい感じだ。
脇役陣の常連たちが冴えまくる。田中邦衛、飯田蝶子、左ト全の3人が特に光る。
好演と思われるのは飯田蝶子だ。「エレキの若大将」の所でも書いたが、奇想天外な動きを見せる。外国から来た客人の前で踊る宴会芸は演技とは思えず、地をいっているのではないか?すごい!自分が小さいころはおばあちゃんというと飯田蝶子か浦辺粂子だった。今見るとこんなに面白い人だったのかと笑うしかない。若大将シリーズのリバイバル作品をやったときに飯田蝶子さんがいないのが本当に寂しかったと7月の日経「私の履歴書」に加山雄三が書いていた。気持ちは実によくわかる。
左ト全のすっとぼけたところも面白い。黒澤映画で存在感を示すが、若大将シリーズもなかなか笑える。子供たちとの合唱「老人と子供のポルカ」がものすごくヒットしたのは記憶に残っている。
あこがれのパンナム飛行機は「アルプスの若大将」に続く。当時みんなの憧れの的だった。12年前ニューヨークに行ったとき、昔のパンナムビルがそのまま残っていたが、メットライフビルに名称が変わっていたのはちょっと残念だった。星由里子のスッチー姿がいつもながら素敵だ。 いずれにせよ「若大将」「クレイジー映画」「森繁の社長シリーズ」どれもこれも見ていて楽しい。いい時代の東宝である。
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目が不調

2009-09-02 05:56:06 | Weblog
充血は先週末にかけて治まったが、どうも目に違和感があり、人と話しているとパチパチしてしまう。

それなので映画は数日お休みした。ブログもやすんだ。
先月の締めもあったが、会社全体で月次は10%程度マイナス
民主党政権も不透明。扶養控除が無くなると、給料の手取りは減るだろう。新政権の景気対策もあまり期待できない。最低賃金を1000円なんて話をしているけれど、そうなったときにどんなに失業者が増えるかということを考えているのであろうか?そうなったら時給700円でも働きたいという人の雇用が無理になり、会社は新規雇用に慎重になるはずなのに。。。。経済原理わかっちゃいない。
民主党でもいいけど、社民党は勘弁してもらいたい。でも待てよ。自社連立のとき社会党が相当妥協したなあ。同じことあるかもね。

ますます目が不調になってくる。散歩でもするか今日は。。。。
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