ケネディ大統領の1961年の就任演説は格調の高い歴史に残る演説として有名です。
その終りの部分のみ下に示します。
日本という国家があなたに何をしてくれるか?と尋ねるよりもあなたは日本という国家へ何が出来るかと考えよというメッセージに聞こえませんか?
戦前の教育を受けた私の心に素直に響く、名演説です。最近の日本の低迷ぶりを見るとこのメッセージを噛みしめ、もう一度、日本人は新しい国家観を打ち立て、独立国家、日本の名誉と安全を守る真摯な努力をするべきと思います。
その議論の導入として以下に、ケネディ大統領の演説の終りの部分をお送り致します。
・・・・・・・・前略・・・・終りの部分・・・・・・・・・・・・
(出典:http://www.ne.jp/asahi/barber/tokyo/J.FKennedy.html)
And so, my fellow Americans:/ ask not/ what your country can do for You/-Ask what you can do for your country.
ですから、私の仲間であるアメリカ国民である皆さん:/尋ねないで下さい/国があなたのために何をしてくれるかを--/尋ねて下さいあなたが国のために何ができるかを。
My fellow citizens of the world:/ ask not/ what America will do for you/, but what together we can do/ for the freedom of man.
私の仲間である世界の皆さん:/尋ねないで下さい/アメリカがあなたのために何をするかを/、そうではなくて何を一緒に私達ができるかを/人類の自由のために。
Finally/, whether you are citizens of America/ or citizens of the world/, ask of us Here/ the same high standards of strength and sacrifice/ which/ we ask of you/. With a good conscience/ our only sure reward/, with history/ the final judge of our deeds/, let us go forth to lead/ the land we love/, asking His blessing and His help/, but knowing that/ here on earth/ God's work must truly be our own.
最後に/、皆さんがアメリカの市民だろうが/世界の市民だろうが/、ここにいる私達から求めてください/同じ高い水準の強さと犠牲を/ それを/私達が皆さんに求めている/。正しい良心をもって/私達の唯一確かな報いとして/、歴史によって/私達の行ないの最終審判がある/、先頭に立って前進させよう/私達が愛する国を/、神の祝福と助けを求めつつ/、しかし次のようなことを知りつつ/この地上では/神の働きが真に私達のものとなることを。