今回の北海道旅行は屈斜路湖の近くの川湯温泉に3連泊しましたのでこの湖には毎日車で行っていました。
地図で見ると川湯から近いようですが、車で原生林の中の道を延々と行かなければ湖岸に出られません。
湖水の周りは原生林が取り囲んでいるので、観光客の入れる場所は和琴半島と、コタンアイヌ民俗資料館のある場所と、砂湯という場所しかありません。その湖岸に出るのに根気よく原生林の中の道を行かねねばなりません。
湖岸に出ると屈斜路湖が静かに青い水を湛え、はるか沖に中島が横たわっています。
そして網走方面へ抜ける道の美幌峠に上ると頂上に「パノラマ展望台」があり、眼下に碧く輝く屈斜路湖の全景を楽しむことが出来ます。
下にそのような写真をお送り致します。お楽しみ下さい。
上が美幌峠頂上の「パノラマ展望台」から見た風景です。
下は屈斜路コタンアイヌ民俗資料館の近くにある湖岸に湧きだしている露天風呂です。
上の露天風呂の対岸を見た景色が下の写真です。
下は美幌峠の白樺の林です。何故か美しいと思いつい撮ってしまいました。
このような静かな屈斜路湖も初冬になると数千羽の白鳥がシベリアより飛来して急に賑やかになります。白鳥の鳴き声は意外に大きいのです。下の写真は自分が撮ったものでなくお借りした写真です。
白鳥の写真の出典:http://murauchi.info/hokkaido66.jpg
======屈斜路湖に関する参考資料です==============
藻琴山、サマッカリヌプリなどを外輪山とする屈斜路カルデラ内にできた、日本最大のカルデラ湖(屈斜路カルデラも長径約26km、短径約20kmの日本最大のカルデラである)。日本の湖沼では6番目の面積規模を有する。周囲から小河川が流入し、南端から釧路川として流れ出す。
湖中央部には、日本最大の湖中島である中島(火砕丘、面積5.7km?、周囲12km)が浮かぶ。中島はそれ自体二重式火山であり、中央の溶岩円頂丘に最高点(355m)がある。
南岸には和琴半島が突出する。中島と同様、火山の山頂が湖中島になったものであったが、尾札部川の扇状地から成長した砂州により陸繋島となった。
江戸時代の探検書・古地図には「クスリ・トー」(アイヌ語で温泉、薬の湖の意)と書かれていたが、その後、釧路川源流付近にあったコタン名「クッチャロ」(喉・口、湖からの流出部の意)から現在の「屈斜路湖」となった。
詳細は、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%BF%E3%83%B3%E6%B8%A9%E6%B3%89 をご覧ください。
屈斜路コタンアイヌ民俗資料館については:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%9F%E5%AD%90%E5%B1%88%E7%94%BA%E5%B1%88%E6%96%9C%E8%B7%AF%E3%82%B3%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C%E6%B0%91%E4%BF%97%E8%B3%87%E6%96%99%E9%A4%A8 をご覧下さい。