今日は少し壮大な想像力を働かせて恐竜と人類の運命を考えてみます。
恐竜はその定義にもよりますが約2億年前に出てきて非常に繁栄し、地球上の全地域に住んでいた動物です。雑に言えば現在の爬虫類を大型にしたような動物です。それが6600万年まえに突然絶滅しまったのです。大型隕石がメキシコ湾に落ちて、その粉塵が地球の上空に長期間漂い寒冷化し全ての恐竜が絶滅してしまったのです。それは全ての生物の進化の歴史において最大級のドラマチックな現象でした。
地球上を覆うように多種多様な恐竜が一夜にして消えてしまったような出来事でした。
6600万年以前には勿論日本にも恐竜が数多く闊歩していたのです。
日本の現在の風景と恐竜の姿を重ねて想像して頂けるように数枚の写真を示します。
しかし、当時は日本列島は存在していなかったのです。
ですから現在の福井県の風景と恐竜を組み合わせるのは荒唐無稽です。第一、植生があまりのも違います。そして山並みも後に海底の隆起で出来たのでしょうから荒唐無稽です。
それにもかかわらず恐竜の存在を身近に感じて頂くために現在の風景と恐竜を合わせてみました。
上の写真は10月19日に撮った北海道の知床の風景です。当時は別の種類の樹木だったと思われますが。
上の写真も10月19日に撮った知床五湖の風景です。
これらの土地には現在多数のエゾシカとヒグマは住んでいて私共もバスの窓から見ました。
しかしここに恐竜しか住んでいなかったのです。その時代にはエゾシカやヒグマやキタキツネなどは影も形もありません。そのような哺乳動物の出現はずっと、ずっと後なのです。
恐竜が日本全土に繁栄していた証拠は福井県から恐竜の化石が多数発見されたことです。それらの化石は勝山の恐竜博物館に展示されているのです。下にその博物館の屋外に展示されている恐竜の復元像を示します。
上の写真は福井の山波を背景にした草食恐竜の姿です。
上の写真は福井の勝山の盆地を背景にした草食恐竜の姿です。
上の写真は日本の山脈を背景にした肉食恐竜の写真です。
恐竜の化石は少数ながら全国で発見されています。しかし福井県では非常に多数出土しています。その理由は簡単です。
恐竜の棲んでいた頃の古い地層が福井県だけで地表に露出しているからです。
私は恐竜の繁栄と突然の絶滅に興味があります。
2つの理由で興味があります。
一つは恐竜の繁栄を証明したのが1840年以後の近代科学の発達によるものだからです。それ以前の人類は恐竜の存在を想像すら出来なかったのです。
もう一つの理由は6600万年前の突然の恐竜の絶滅は未来の人類の絶滅を暗示しているからです。
何時の日か巨大隕石が地球に衝突し、地球を破壊する日がやってくると暗示しているのです。
そのことを想像すると戦争の無意味さがしみじみと理解出来るのです。
日韓や日中の抗争も無意味に想えるのです。人間は限りある期間だけ地球上に生きているのです。生きている間だけでも仲良く平穏に暮らしたいという思いに駆られるのです。
私は恐竜の繁栄と絶滅の歴史を大切にしています。こんな考え方は間違っているでしょうか?
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)
====参考資料================
恐竜とは:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%90%E7%AB%9C
1842年、それまでに発見されていた3種の化石爬虫類(イグアノドン、メガロサウルス、ヒラエオサウルス)の新しい分類名として、リチャード・オーウェンによって命名されたものである 。
定義:
通俗的には、「恐竜」という言葉は往々にして「大昔の爬虫類」という程度の把握しやすいイメージで認識されており、同じ地質時代に生息していた翼竜や魚竜・首長竜のほかに、古生代に生息していた一部の非哺乳類型の単弓類(いわゆる哺乳類型爬虫類)なども含めた概念として呼ばれる場合が少なくない。“恐竜展”や子ども向けの“恐竜図鑑”などではこれらの各種爬虫類や、さらには恐竜絶滅後の生物(マンモスなど)まで含めて展示/掲載するものがよく見られる。 しかし正確には「恐竜」は、系統的に異なる翼竜、魚竜、首長竜などは一切含まない独立した分類群である。この分類群、即ち恐竜類はそのもっとも際立った特徴をして「直立歩行に適した骨格をもった爬虫類」と呼ぶことができ、ほぼすべて地上棲である。
絶滅:
K-Pg境界(以前はK-T境界と呼ばれた)の大量絶滅は、恐竜のみならず数多くの動植物を巻きこんだという意味で大規模な絶滅であり、事実、K-Pg境界における恐竜の絶滅に関する科学的な研究は長い間なされてこなかった。
絶滅の主要因に関する仮説には以下などのものがある。
短時間で滅んだとする激変説(隕石衝突説・すい星遭遇説など)
長時間かかったとする漸減説(温度低下説・海退説・火山活動説など)
そのうち、確定的とされているのは巨大隕石の衝突である。1980年、地質学者のウォルター・アルバレスとその父で物理学者のルイス・アルバレスは、世界的に分布が見られる中生界白亜系と新生界古第三系を境する粘土層(通称K-T境界層)に含まれるイリジウムの濃度が他の地層の数十倍であり、かつ、イリジウムは地殻にはほとんど存在しないことから、これが隕石の衝突によってもたらされたものであると考え、大量絶滅の原因を隕石の衝突に求めた。
その後、1991年メキシコ・ユカタン半島に、直径180キロの巨大クレーター(チチュルブ・クレーター)が再発見され、このクレーターを形成した隕石の衝突が恐竜絶滅の原因だとする説が提唱された。この説では、地球規模の大火災で生態系が破壊され、衝突後に生じた塵埃が大気中に舞い、日光を遮断することで起きた急速な寒冷化が絶滅の原因であると主張された。
恐竜はその定義にもよりますが約2億年前に出てきて非常に繁栄し、地球上の全地域に住んでいた動物です。雑に言えば現在の爬虫類を大型にしたような動物です。それが6600万年まえに突然絶滅しまったのです。大型隕石がメキシコ湾に落ちて、その粉塵が地球の上空に長期間漂い寒冷化し全ての恐竜が絶滅してしまったのです。それは全ての生物の進化の歴史において最大級のドラマチックな現象でした。
地球上を覆うように多種多様な恐竜が一夜にして消えてしまったような出来事でした。
6600万年以前には勿論日本にも恐竜が数多く闊歩していたのです。
日本の現在の風景と恐竜の姿を重ねて想像して頂けるように数枚の写真を示します。
しかし、当時は日本列島は存在していなかったのです。
ですから現在の福井県の風景と恐竜を組み合わせるのは荒唐無稽です。第一、植生があまりのも違います。そして山並みも後に海底の隆起で出来たのでしょうから荒唐無稽です。
それにもかかわらず恐竜の存在を身近に感じて頂くために現在の風景と恐竜を合わせてみました。
上の写真は10月19日に撮った北海道の知床の風景です。当時は別の種類の樹木だったと思われますが。
上の写真も10月19日に撮った知床五湖の風景です。
これらの土地には現在多数のエゾシカとヒグマは住んでいて私共もバスの窓から見ました。
しかしここに恐竜しか住んでいなかったのです。その時代にはエゾシカやヒグマやキタキツネなどは影も形もありません。そのような哺乳動物の出現はずっと、ずっと後なのです。
恐竜が日本全土に繁栄していた証拠は福井県から恐竜の化石が多数発見されたことです。それらの化石は勝山の恐竜博物館に展示されているのです。下にその博物館の屋外に展示されている恐竜の復元像を示します。
上の写真は福井の山波を背景にした草食恐竜の姿です。
上の写真は福井の勝山の盆地を背景にした草食恐竜の姿です。
上の写真は日本の山脈を背景にした肉食恐竜の写真です。
恐竜の化石は少数ながら全国で発見されています。しかし福井県では非常に多数出土しています。その理由は簡単です。
恐竜の棲んでいた頃の古い地層が福井県だけで地表に露出しているからです。
私は恐竜の繁栄と突然の絶滅に興味があります。
2つの理由で興味があります。
一つは恐竜の繁栄を証明したのが1840年以後の近代科学の発達によるものだからです。それ以前の人類は恐竜の存在を想像すら出来なかったのです。
もう一つの理由は6600万年前の突然の恐竜の絶滅は未来の人類の絶滅を暗示しているからです。
何時の日か巨大隕石が地球に衝突し、地球を破壊する日がやってくると暗示しているのです。
そのことを想像すると戦争の無意味さがしみじみと理解出来るのです。
日韓や日中の抗争も無意味に想えるのです。人間は限りある期間だけ地球上に生きているのです。生きている間だけでも仲良く平穏に暮らしたいという思いに駆られるのです。
私は恐竜の繁栄と絶滅の歴史を大切にしています。こんな考え方は間違っているでしょうか?
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)
====参考資料================
恐竜とは:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%90%E7%AB%9C
1842年、それまでに発見されていた3種の化石爬虫類(イグアノドン、メガロサウルス、ヒラエオサウルス)の新しい分類名として、リチャード・オーウェンによって命名されたものである 。
定義:
通俗的には、「恐竜」という言葉は往々にして「大昔の爬虫類」という程度の把握しやすいイメージで認識されており、同じ地質時代に生息していた翼竜や魚竜・首長竜のほかに、古生代に生息していた一部の非哺乳類型の単弓類(いわゆる哺乳類型爬虫類)なども含めた概念として呼ばれる場合が少なくない。“恐竜展”や子ども向けの“恐竜図鑑”などではこれらの各種爬虫類や、さらには恐竜絶滅後の生物(マンモスなど)まで含めて展示/掲載するものがよく見られる。 しかし正確には「恐竜」は、系統的に異なる翼竜、魚竜、首長竜などは一切含まない独立した分類群である。この分類群、即ち恐竜類はそのもっとも際立った特徴をして「直立歩行に適した骨格をもった爬虫類」と呼ぶことができ、ほぼすべて地上棲である。
絶滅:
K-Pg境界(以前はK-T境界と呼ばれた)の大量絶滅は、恐竜のみならず数多くの動植物を巻きこんだという意味で大規模な絶滅であり、事実、K-Pg境界における恐竜の絶滅に関する科学的な研究は長い間なされてこなかった。
絶滅の主要因に関する仮説には以下などのものがある。
短時間で滅んだとする激変説(隕石衝突説・すい星遭遇説など)
長時間かかったとする漸減説(温度低下説・海退説・火山活動説など)
そのうち、確定的とされているのは巨大隕石の衝突である。1980年、地質学者のウォルター・アルバレスとその父で物理学者のルイス・アルバレスは、世界的に分布が見られる中生界白亜系と新生界古第三系を境する粘土層(通称K-T境界層)に含まれるイリジウムの濃度が他の地層の数十倍であり、かつ、イリジウムは地殻にはほとんど存在しないことから、これが隕石の衝突によってもたらされたものであると考え、大量絶滅の原因を隕石の衝突に求めた。
その後、1991年メキシコ・ユカタン半島に、直径180キロの巨大クレーター(チチュルブ・クレーター)が再発見され、このクレーターを形成した隕石の衝突が恐竜絶滅の原因だとする説が提唱された。この説では、地球規模の大火災で生態系が破壊され、衝突後に生じた塵埃が大気中に舞い、日光を遮断することで起きた急速な寒冷化が絶滅の原因であると主張された。