後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「今日の日記、カトリック小金井教会のミサに行ってきました」

2016年10月30日 | 日記・エッセイ・コラム
今日はサレジオ会の吉田神父さまが司式と説教をして下さいました。
2番目の写真の左が吉田神父さまでその右が私どもの主任司祭のヨゼフ・ディン神父さまです。
今日の新約聖書はルカによる福音(19・1-10)です。
徴税人の頭のザアカイがイチジクの樹に登ってイエスさまを見物している場面です。樹の下を通りかかったイエスさまが「ザアカイ急いで降りて来なさい。今日はぜひあなたの家に泊まりたい」と言ったのです。
ザアカイは悪人の自分へ声をかけてくれた上に、家に泊まりたいという話にすっかり感激し、今迄の悪行を反省し、改心したという場面でした。
新約聖書には悪人としてたびたび徴税人が登場します。
当時のユダヤ地方はローマ帝国の領土でローマ人の総督が治めていました。
しかし税金を取り立てて、ローマ総督に差し出す役はユダヤ人の徴税人が受け持っていたのです。
この徴税人はローマの権威をかさにきて、決まり以上の税金を巻き上げたり、脱税を見逃して賄賂を取ったりして私腹を肥やしていたのです。
すなわち当時のユダヤ人の間では大悪人として憎まれていた人でした。
そのような悪人でもイエスさまは見捨てないで救ってくれたのです。
悪人でも改心すれば天国へ行けるという信仰になったのです。
そんな悪人の中でイチジクの樹に登ったザアカイは有名な人でした。