後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

北朝鮮の非核化は幻想!面白い記事を見つけた!

2019年03月01日 | 日記・エッセイ・コラム
今回のトランプ大統領の交渉決裂を見て、私は北朝鮮の非核化は幻想であると確信しました。
いろいろな報道の中で分かり易く説明した興味深い記事を見つけましたのでお送り致します。
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『腰を抜かした金正恩。決裂の米朝会談でトランプは何と言ったのか」
https://www.mag2.com/p/news/388579
ベトナム・ハノイで27、28日と2日間に渡って行われ、北朝鮮の「非核化」について今度こそ合意に至るか否か注目が集まっていた第二回目の米朝首脳会談。しかし、いざフタを開けてみれば「合意せず」という中途半端な結果に終わりました。韓国在住歴30年の日本人著者が発行する無料メルマガ『キムチパワー』は、韓国に住む日本人という視点で今回の米朝会談について率直な感想を綴っています。

決裂の第二回「米朝首脳会談」で、トランプは何を北に要求したのか?
2月27日、28日の両日開かれた米朝首脳会談(第二次)が、合意点を見出せず決裂した。
結論的な部分だけ書けば、トランプは北の核施設の全てをリストアップして教えろといい、金正恩はヨンビョンの核施設だけを提出するだけでも経済制裁を全面的に解除してくれと要求した。
段階的にちょこちょこと出し合う形式ではなく、それこそビッグディール(莫大な取引)を双方が各自の視点から望み、それが(予想通り)全面衝突して決裂したという格好だ。だったら、いままでの2、3か月間、双方の高級幹部たちが水面下でやってきたミーティングは何の意味があったのかといいたいところだ。
いったい何を議論してこの日を迎えたのかと。結果だけからみると、高級幹部らがやったことは何もないように見える。
次の会談の約束はしていないとトランプは言った。こういう形で決裂するとはちょっと想像をはるかに超えるダメージだ。トランプはいつも、「彼(金正恩)はいいやつですばらしい指導者だ」という。今回も、決裂後の記者会見で同じような表現をしている。これはリップサービスレベルでとらえるしかないのかもしれない。
今回の会談は決裂したけれど、しかし筆者としては、意味はあったと思える部分もある。当たりさわりのないレベルでお互いの腹のうちをうかがっていた2018年のシンガポール会談よりは、具体的に双方が「どういうことを望んでいるか」がはっきりと分かったからだ。
米としては、それこそ「CVID」つまり「完全(Complete)かつ検証可能(Verifiable)で不可逆的(Irreversible)な非核化(Denuclearization)」を望んでいるのであり、これ以上でも以下でもないということ。
北朝鮮としては、ヨンビョンの核施設の全てを申告するくらいのレベルで全面的な制裁の緩和を頼むということ。
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これで明確になったことは北朝鮮は将来も永久に核兵器保有国になることです。そして中国やインドやフランスやイギリスのように核兵器不使用の政策を続ける「普通の国」に7なることです。
アメリカの経済制裁は続行されますが、北朝鮮と国交のある数多くの国々との貿易や経済交流でゆっくり少しずつ北朝鮮の国民の生活は向上して行くのでしょう。こんな状態では拉致問題は無視され続くでしょう。
これが現実というものなのですね。嗚呼。


八丈島のフリージア祭りと常夏の島の風景

2019年03月01日 | 日記・エッセイ・コラム
八丈島フリージア祭りは春を告げる季節の風物詩です。私は2009年の1月28日から4日間、八丈島を巡る独り旅をして以来、毎年この八丈島フリージア祭りの案内文を掲載しています。そして暖かい島の風物を思い出しとても楽しいのです。
今年も第53回八丈島フリージア祭りが2019年3月24日(日)から4月7日(日) まで開催されています。
この期間中にはフリージア畑に入って香り高い花を摘むことも出来るのです。そして数々の楽しいイベントが行われます。詳しくは、https://rurubu.jp/andmore/spot/20003519#spot-modal をご覧ください。
八丈富士を望むフリージア畑で、美しい花を無料でつみ取ることができます。約35万本の黄色、白、ピンク、紫、赤など、色とりどりの愛らしい花に囲まれて、春の訪れを感じられるのです。フリージアの花の鑑賞と摘み取り、島内スタンプラリー、八丈太鼓演奏&黄八丈着つけ体験などのイベントもあります。
それではフリージア祭りの2枚の写真と私が撮った八丈島の風景写真3枚を示します。

1番目の写真は三原山の眼に広がるフリージア畑の写真です。   
出典は、www.hachijo.gr.jp/blogs/第52回八丈島フリージアまつり%E3%80%80325日%EF%BD%9E48日/ です。

2番目の写真はフリージア畑の拡大写真です。
出典は、https://fukusuke.tokyo/archives/19777.html です。

3番目の写真は八丈島の冬でも咲いているブーゲンビリアの花です。2009年1月28日から4日にわたって八丈島へ独り旅をした時に撮りました。

4番目の写真は三原山の麓にあったアロエの花です。2009年1月の末なのにウグイスが啼いていました。

5番目の写真は人間の手の入っていない文字通り自然の八丈島の様子です。八丈島で感動したことは大きな島全体が熱帯性の植物で覆われていて、さながら天然の植物園のように見えることでした。

八丈島は想像以上に大きな島です。東に10万年前に噴火で出来た三原山、西に1万年前に出来た八丈富士、そして西の海上には八丈富士の弟のような急峻な火山が突き出ています。この3つの山が近過ぎず、遠う過ぎず、丁度良い距離でどっしりと座っています。この配置が雄大な景観を作っています。島の周囲は60Kmで東京の千代田区、港区、新宿区、中央区などの合計位の大きさだそうです。
八丈富士の中腹に広大な牧場があり、そこまで車が上がれます。写真を撮るには丁度よいので2回登りました。
伊豆七島の大島や神津島へは何度か行きましたが、景観の雄大さという点で八丈島は抜群です。
八丈島で感動的なことは、島全体が熱帯性の植物で覆われていて、さながら天然の植物園のように見えることです。
そして忘れられない人に歴史民俗資料館でお会いした細谷昇司氏という方がいます。地域歴史の専門家で、その後、数か月にわたってメールの交換もしました。島独特の風習や歴史を教えて頂いたのです。
例えば、島から約6000年前の縄文時代の人々の遺骨や石器・土器が出土していることを教えて頂きました。
そして石斧の石は海岸にあるような石ですが、土器に使われた粘土は火山で出来たばかりの島には有る筈がありません。従って縄文人は土器を持って太平洋を渡って本州から来たのです。それを証明するために海用のカヌーで伊豆半島、大島、神津島と島づたいに漕ぎ渡った青年の写真も送ってくれたのです。
そんな楽しかった八丈 島への独り旅の思い出を楽しみながら島で撮った風景写真をお送りいたします。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)