後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「今日の日記、郵便局に行き、高幡不動の写真を撮りに行く」

2020年02月06日 | 日記
朝に「トランプ大統領の政策の特徴の早分かり 」という記事を書きました。
午前中は時間ガ余ったので郵便局ヘ行ってカトリック小金井教会の維持費を6ケ月分を送金しました。カトリックでは信者が払う維持費(会費)の金額はまったく自由で誰も何も言いません。
そこが私がカトリックの良い点だと思っています。
郵便局からの帰りにスーパーとガソリンスタンドに寄りました。
午前中は忙しかったです。
午後は高幡不動の写真を撮りに行きました。
写真は高幡不動の五重塔です。

トランプ大統領の政策の特徴の早分かり

2020年02月06日 | 日記・エッセイ・コラム
毎日、美味しいものを食べ家族が仲良く暮らしていればそれで良い。政治のことなど関心が無い。このような考えで幸せに暮らすのも良いものです。
しかし民主主義を守り日本をより良い国にするには常に政治のことを考え自分の投票へ反映させるべきです。世界の政治にも関心を持たねばならない。私はそのように学校で教わりました。

そこで今日はトランプ大統領の政策の特徴を簡単に理解するために昨日の一般教書を要約したいと思います。
内容はいろいろ多岐にわたっていますが、今日は3つの特徴だけを取り上げたいと存じます。
その前に彼が全体的に強調した「偉大なアメリカの再起」という根幹部分をご紹介します。
トランプ大統領は「3年前、偉大なアメリカの再起に向けた政策を立ち上げた。雇用と所得は増え、貧困と犯罪は減っている。自信がわいている。私たちの国は繁栄し、再び尊敬されるようになった。・・・われわれの国が他国からいいように使われ、軽蔑される日々は、過去のものとなった。・・・この国の富や権力、名声が喪失していることへの言い訳も過去のものとなった。われわれはたった3年間でアメリカの衰退を打ち砕き、少し前には想像できなかった速度で前進している。・・・以下省略」

つまりトランプ大統領はたった3年間でアメリカを再び世界一の偉大な国家にし、他国から尊敬される国家にしたと主張しているのです。
前大統領のオバマさんはアメリカは世界一の偉大な国家だとは言いませんでした。
これがトランプ大統領の全てです。
しかし具体的な施策はどうなるのでしょうか?
以下に3つの分野だけを取り上げてみます。

(1)アメリカは火星にアメリカ人を送る
今回の一般教書ではトランプ大統領は月へ男女のアメリカ人を送ると言いました。そしてアメリカ人は火星に立つ最初の人類になるだろうと言いました。
これは1962年のケネディ大統領の月へアメリカ人を送ると言明した有名な演説に似ています。私はそれを思い出しました。アメリカ人もケネディ大統領の演説に感動したことを思い出したに違いありません。
しかしトランプ大統領の言い方は決意に欠けています。単に大衆の受けを狙ったようで軽率な発言のように見えます。

(2)記録的な軍備拡大

トランプ大統領は「アメリカの自由を守るために、私たちは米軍に2.2兆ドルという記録的な投資をして、最高の航空機やミサイルなどあらゆる軍事装備を購入した。これらはすべてアメリカ製だ」と主張しました。
トランプ大統領が記録的な軍備拡大をしたのは事実でしょう。
また「同盟国に公平な分担を支払わせ、NATOのメンバーから4000億ドル以上の貢献を引き出して、最低限の義務を果たす同盟国は倍以上になった」と主張しました。
その上、米国は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)に比較的小型の核弾頭を配備したのです。
これは米国の防衛姿勢の重大な変化を示すもので、この動きにより、核戦争の危機が高まるとの懸念が強まっています。
さらに「宇宙軍という新たな組織を創設した」と述べて、成果として強調しました。
ようするにトランプ大統領はアメリカの軍備を拡大する政策をとっているのです。

(3)不法移民排除の政策
トランプ大統領の言い方です。
「不法移民が無料で医療サービスを無制限に受けられることが公平なことだというのであれば極左の側につけばいい。しかし、アメリカの患者や高齢者を守るべきだと思うのであれば、不法移民のための無料の医療サービスを禁止する法案を通すために私とともに闘おう」
「南部の国境沿いの壁の建設はすでに160キロ分以上が完成し、来年の早い時期までに全長800キロにおよぶ壁の建設が完成する」
「私が大統領になる以前は、アメリカに不法に入国しようとする外国人が拘束されても、すぐに釈放されていたが、もうこのようなことは許されない。今後は、ルールを守り、経済的に自立していて、この国の価値観を尊重する人々を受け入れるために、無秩序になってしまった古い移民法を改正する」

この考え方は最近EUを脱退したイギリスの移民に対する考え方と同じです。世界の国々が自由な移民を制限する方向に変わることに拍車をかける政策です。オバマ前大統領とは反対です。
要するにトランプ大統領の政策の特徴はアメリカだけが良くなる「アメリカ第一主義」なのです。この政策でアメリカを世界一の偉大な国家にしようとしています。
アメリカの大衆は支持するでしょう。その上対抗馬の候補を出す民主党がだらしないのです。
これではトランプ大統領の再選は確実です。
私自身は昔から民主党が好きでトランプ大統領の共和党は嫌いです。残念です。しかしこれがこの世の政治の風景として受け入れられています。

1番目の写真は下院で演説するトランプ大統領です。

2番目の写真は演説の直後、民主党のペロシ下院議長がトランプ大統領の後ろで演説の原稿を破り捨てる場面です。ペロシ下院議長がトランプ大統領に握手を断わられた腹いせに破り捨てたのです。両方とも大人気無い場面です。傍でペンス副大統領高が拍手をしています。

3番目の写真はトランプ大統領が陸軍の兵士を視察している場面です。

トランプ大統領の政策は日本にも甚大な影響を与えています。長くなるのでその問題は別稿で取り上げます。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)