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後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「今日の日記、隣人を愛せとは具体的にどういうこと?」

2020年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム
今日の朝は「鎌倉仏教の茅葺のお寺の写真」という記事を書きました。
東京のあきる野市にある鎌倉仏教の茅葺の広徳寺を写真で紹介しました。

それからカトリック小金井教会のミサに出ました。

ミサの間、隣人を愛せとは具体的にどういうことか考えていました。
一つの例え話でご説明します。
日本人は韓国人を愛せということです。中国人を愛せということです。
この愛せという人造語がいけません。何のことか分かりません。
そこで日本人は韓国人を大切に思いなさい。中国人を大切に思いなさい。という言い方に変えると判然とします。
そんなこと出来ないという方は次のようにすればよいのです。

韓国人も中国人も春になり花々が咲くと嬉しくなります。梅、桜、桃、サンシュユ、モクレンなどが咲くと日本人と同じように嬉しくなり花見に行くのです。
家では家族が仲良く食卓を囲むのです。職場では理不尽な上役に苦労するのです。親や友人のお葬式では日本人と同じように悲しむのです。
そのように具体的に想うことが「隣人を愛す」という事です。
決して難しい事ではありません。

隣人を愛す反対に隣人を憎む人もいます。そいう人は自分で自分を不幸な状態に落としているだけです。自分を自分で傷付けているだけです。そのことに気がつかない愚か者なのです。
「隣人を愛す」にはもっと広い、深い意味があります。しかし分かり易い幾つかの具体的な例を考えて行くことが深い意味へと繋がるのです。私はそのように考えています。
写真は今日のカトリック小金井教会のミサの風景です。





「鎌倉仏教の茅葺のお寺の写真」

2020年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は日曜日です。日曜日には宗教に関する記事を書くようにしています。いつもはカトリックに関する記事なので今日は鎌倉仏教の茅葺のお寺の写真をお送りいたします。
東京のあきる野市の広徳寺です。

1番目の写真がその本堂です。

2番目の写真は本堂の右に同じ高さで続く庫裏の写真です。同じ高さで続いているので本堂が非常に大きく見えます。茅葺屋根でも非常に豪華な感じを与えています。

3番目の写真は2階建ての大きな山門です。あきる野市の重要文化財です。
このかやぶき屋根のお寺を見て私は「嗚呼、鎌倉佛教だ!」と強く感じました。
建てられたのは鎌倉時代の後の1373年ですが、お寺全体の雰囲気が鎌倉仏教そのものです。
鎌倉は私も何十回も遊びに行きました。鎌倉のお寺へも何十回も行き写真を撮りました。境内に佇んだり坐ったりしていると、とても穏やかな気持ちになれます。
そうしたら鎌倉佛教とはこういうものだと感じられるようになったのです。それは奈良や京都の佛教と違うのです。
広徳寺は臨済宗建長寺派のお寺で室町時代の応安六年(1373年)に鎌倉建長寺の心源希徹禅師に請うて創建された古刹です。境内が1万2千坪もあり大木に囲まれた静かな別世界です。
山門、総門、本堂が東西に一列になっています。
この寺には有名なカヤの大木とタラヨウの大木もあります。
今日示しました本堂は江戸時代のものですが創建時代の鎌倉佛教の様式を忠実に遺していると言われています。
本堂の前に長く座っていると鎌倉時代にタイムスリップしたような気分になります。
日本は広いです。根気よく探せばこのような茅葺の大きな堂宇があるのです。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)