後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「今日の日記、満開になった公園の梅林を眺めに行った」

2020年02月15日 | 日記
午前中は「日本人の優しさを示す5枚の写真」という記事を書きました。
日本人の優しさの一つは日本で死んでしまった外国人に対する同情心です。外国人のために墓を建て供養する美しい心です。そうして下田の玉泉寺にあるペリー艦隊の水兵の墓、同じく玉泉寺にあるアメリカ水兵5人、ロシア水兵3人の墓、幕末に函館で亡くなったロシア人のロシア正教の墓、高麗王の廟などの写真を掲載しました。

昼食は近所のレストランに行きました。
午後に小金井公園の梅林などの満開の梅の花をゆっくり眺めに行きました。
スパーのヤオコーに寄り食品を少々買いました。
今日撮って来た梅の花の写真をお送りいたします。









日本人の優しさを示す5枚の写真

2020年02月15日 | 日記・エッセイ・コラム
「何故、外国人が日本を好きになるのか?」という記事を2020年02月07日に掲載しました。
そして次の5つの理由によって日本の評判が良いと考えました。
(1)いろいろな差別が消え、完全に平等な国
(2)幼少時から好きだったアニメ番組を作った国
(3)人々が親切で何処へ行っても安全な国
(4)清潔で世界一豊かな食生活が楽しめる国
(5)75年間、平和が続いた平穏で風光明媚な四季のある国
日本の評判が良いとは嬉しいことです。
しかし私は日本人の優しさをもっと深い次元で考えてみました。
その優しさの一つは日本で死んでしまった外国人に対する同情心です。外国人のために墓を建て供養する美しい心です。
その心に感動した私は折にふれいろいろな外人墓地の写真を撮ってきました。

今日はそんな写真をご紹介したいと思います。客死した外国人への優しさと供養の気持ちを示す写真です。
遠い異国の日本へは故人の遺族は来られません。日本人が墓を建て何時までも供養を続けるているのです。
私は下田、函館、横浜、そして埼玉県と外国人の墓地を訪れました。数年前のことです。
数多くの写真の中から今日はほんの少しの写真だけを示します。

1番目の写真は下田の玉泉寺にあるペリー艦隊の水兵の墓地の石碑です。

2番目の写真は同じく玉泉寺にあるアメリカ水兵5人、ロシア水兵3人の墓です。

3番目の写真は幕末に函館で亡くなったロシア人のロシア正教の墓地です。

4番目の写真は高麗王の廟の写真です。
日本語で外人墓地と言うと普通は欧米人の兵士や商人の墓地のことを意味するようです。宣教師や神父のお墓はそれぞれの宗派の墓地に眠っています。このように聖職者の墓地はいわゆる外人墓地とは別の所にあります。
一方、日本で亡くなった中国人や百済、新羅、高句麗の人々の墓地は外人墓地とは言いません。渡来人の墓地と言います。
例えば4番目の写真に示した埼玉県の高麗郡にある高麗王の墓地がその一例です。とても古い渡来人のお墓です。
高麗王は戦いに敗れ、日本へ亡命し、大和朝廷から埼玉県に領地を貰ったのです。

さてもう一つ日本人の優しさを示した澤田美喜さんをご紹介したいと思います。
彼女は戦後の進駐軍と日本人女性の間に出来た2000人を超える混血の孤児を「エリザベス・サンダース・ホーム」で育てあげたのです。
500人を超える子どもたちをアメリカへ養子に出す仲立ちを行ったのです。ブラジルに自ら作った聖ステパノ農場へも数多く送り出したのです。戦後の人心の荒廃した時代にこういう立派な日本人もいたのです。

5番目の写真は「澤田美喜記念館」の門です。
設立7年後の1955年に 昭和天皇陛下と皇后さまがこの大磯にある「エリザベス・サンダース・ホーム」を訪れたのです。

今日は日本人の優しさを示す写真をご紹介いたしました。
客死した外国人への優しさと供養の気持ちを示す外人のお墓の写真です。そして2000人以上の混血の孤児の命を救った澤田美喜さんの優しさをご紹介しました。書きたいことはまだまだありますがこれで終わりとします。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)