欧米の文明はコロナ感染に弱いようです。それで思いつくのは欧米の近代文明を一切拒否して暮らしているアーミッシュの人々の村のコロナ感染はどうなっているでしょうか?
欧米の近代文明は便利な通勤電車や地下鉄を作りました。多数の大衆を集めるイベントも作りました。コロナ感染に弱い文明です。
今日は欧米の近代文明とコロナ感染蔓延の関係を考えてみたいと思います。そして欧米の近代文明を一切拒否して暮らしているアーミッシュの人々の暮らしぶりをご紹介したいと思います。
(1)欧米の文明圏にコロナ感染者数が多い事実
昨日までの国別感染者数です。括弧内は死者数です。
アメリカ 134万7936人(8万684人)
ロシア 23万2243人(2116人)
イギリス 22万4332人(3万2141人)
スペイン 22万7436人(2万6744人)
イタリア 21万9814人(3万739人)
フランス 13万9519人(2万6643人)
ドイツ 17万2626人(7661人)
以上に対してアジア諸国は次のようになっています。
タイ 3018人(36人)
ベトナム 288人(0人)
マレーシア 6742人(109人)
インドネシア 1万4749人(1007人)
台湾 440人(7人)
韓国 1万936人(258人)
日本 1万6048人(678人)
中国本土 8万2919人(4633人)
以上の国別感染者数をその国の人口で割った数字を考えてみましょう。
するとアジア諸国は人口が多いのでその数字、すなわち人口一人当たりの感染者数は非常に小さくなります。中国本土の8万2919人を13憶人という人口で割れば非常に小さくなります。
従って人口一人当たりの感染者数は欧米の文明圏が圧倒的にアジア諸国より多くなります。
(2)何故人口一人当たりの感染者数が欧米で圧倒的に多いか?
コロナウイリスが生物学的に白人に感染しやすいのかも知れません。
そして欧米の近代文明が作った通勤電車や地下鉄が感染を増やしたのかもしれません。また多数の大衆を集めるスポーツイベント、コンサート、映画館、クラブなどもあります。
その上欧米人は何かというとハグやキスをします。
このような欧米文明はコロナ感染に弱い文明なのかもしれません。
しかし真の原因は今後の学問的な研究を待つ必要があります。
(3)欧米の近代文明を一切拒否したアーミッシュの人々の暮らしぶり
アーミッシュの人々の村はオハイオ州やペンシルバニア州に散在しています。
その人々は自動車や電気を使わず馬車とランプの生活をしています。家電製品は一切使いません。農耕は馬です。乳牛を飼い、養蜂もしています。
独自のスーパーマーケットで買い物をしますが商売は禁止なのでスーパーの経営者は普通のアメリカ人です。ア-ミッシュはアメリカの市民権を持っています。ですから徴兵には応じます。しかし前線ではなく期間を長くし後方勤務につきます。
私は1989年ころ何度か訪れてその質素な暮らしぶりに感動しました。
アーミッシュの人々は欧米の近代文明を一切拒否した生活です。ですから人口一人当たりの感染者数は欧米の文明圏より圧倒的に少ない筈です。特に人口密度の小さい農村地帯なので感染者数はゼロではないかと考えられます。
そんなアーミッシュの人々の村の風景写真をお送りいたします。写真の出典は、The Huffington Post:http://www.huffingtonpost.jp/2014/12/12/amish-life_n_6313752.html などです。
今回の新型コロナウイリスの世界中の感染は近代文明の弱さを明らかにしました。人々は近代文明を考えなおしています。
正解は分かりませんが世界の文化が変わるような予感がいたします。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)