後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「今日のミサも関口教会からの動画配信で与かりました」

2020年05月17日 | インポート
東京大司教区の本部は文京区の関口にある東京カテドラル聖マリア大聖堂です。
丹下健三設計の近代的な芸術作品です。宗教的な伝統を感じさせない作品です。
カトリックの伝統的な建築を一切忘れこの建物を芸術的に鑑賞すると、なかなかの傑作です。
今日はまずこの建物の写真を示します。出典は、Wikipedeaの「関口教会」です。

日本の全てのカトリック教会はコロナ感染予防のためにミサを止めています。
しかし、https://www.youtube.com/watch?v=0K_pDzKv-jg で東京大司教区の本部の関口教会の主日のミサの動画配信をしています。
今日も自宅で10時からの主日のミサに動画配信でミサに与かります。この動画配信のミサには日本中のカトリック信者のうち2万人以上が参加し祈っています。
今日の動画配信のミサの写真を3枚お送りいたします。






それにしても自宅でミサにあずかれるとは、インターネットは素晴らしく多様な機能を持っているのですね。
これも現代の奇跡です。

「コロナ問題のお陰で菊地功大司教の人間的魅力を発見できた」

2020年05月17日 | 日記・エッセイ・コラム
私どもは東京大司教区のカトリック小金井教会に属します。現在の大司教はタルチシオ菊地功様です。大司教はめったに小金井教会のミサの司式にめったにいらっしゃいませません。
ですから2017年に東京大司教になられてからお会いすることはありませんでした。
ところがコロナ問題で全てのミサが無くなり、その代わり東京大司教区本部の関口教会の菊地功大司教が司式するミサの動画配信で毎週ミサにあずかっています。
おかげで菊地功大司教様のお説教を聞き、大司教様と一緒に祈っています。
すると菊地功大司教様の素晴らしい人間的魅力が発見できたのです。
コロナ問題のお陰で大司教の人間的魅力を発見したのです。
説教が理路整然として実に明快なのです。イエス様の愛を感じさせます。そしてフランシスコ教皇のことを毎週お話しします。
名説教です。頭脳明晰なお方です。何より人としての温かさに溢れておられるのです。
すっかり感心して私は菊地功大司教様のことをいろいろい調べました。
そうしたらFace Book に「司教の日記」という題で毎日のように日記や評論を発表されていたのです。
アドレスは、https://www.facebook.com/bpisaomemo/ です。
またブログも書いておられます。そのブログのアドレスは、https://bishopkikuchi.cocolog-nifty.com/ です。
ブログのほうの、「司教の日記」のブログ記事へのコメントはFacebookのページから送れます。

このようにFace Bookやブログを活用する聖職者は非常に珍しいのです。これも菊地功大司教の気さくな人間性です。
カトリックの聖職者は信者の世話を親身になってしますが、信者以外の人とはあまり接触がありなせん。
しかしFace Bookやブログを活用すれば信者以外の何万人、いや何十万人という人と交流出来るのです。
そうです。菊地功大司教様はカトリック教会を開放しているのです。
是非、大司教様の温かい気持ちの溢れたFacebookのページやブログをご覧ください。
最後に大司教様の略歴を示します。
菊地功大司教様の洗礼名は「タルチシオ」です。 1958年11月1日に岩手県宮古市に生まれました。南山高等学校男子部を経て南山大学文学部神学科卒業します。
1986年3月15日に南山教会(愛知県名古屋市)で司祭に叙階されました。同年から1994年まで西アフリカのガーナに宣教師として派遣され、現地の小教区で主任司祭として司牧活動を行います。
帰国後は名古屋教区で神学生養成担当をし、1999年からは神言会日本管区長を務めています。
2004年5月14日、教皇ヨハネ・パウロ2世より新潟司教に任命され、司教に叙階されました。
2017年10月25日、ペトロ岡田武夫東京大司教の引退に伴い、教皇フランシスコより9代目の東京大司教に任命され現在に至っています。菊地功大司教様の3枚の写真を示します。

それはそれとして、今日も皆様のご健康をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)