後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「幻想的そして美しい夏の花々の写真」

2023年08月05日 | 写真
幻想的そして美しい夏の花々の写真を5枚お送り致します。金子三保子さんのブログ、https://lovegreen.net/flower/p174611/ よりお借りした写真です。写真をお楽しみ頂けたら幸いです。
1番目の写真はハイビスカスです。夏の花と言えばハイビスカスです。世界の熱帯~亜熱帯地方で栽培されています。花の開花期間も長く、赤・ピンク・黄色・白などカラーバリエーションも豊富で、花の大きさも小さいものから大きいものまであり、その品種数は数えきれないほどです。
2番目の写真はフヨウです。花の咲き始めは早くても7月下旬ころ、盛りは8月以降の真夏の花です。ムクゲと同じくアオイ科の落葉低木です。
3番目の写真はブーゲンビリアです。暑い夏に長期間開花するオシロイバナ科の常緑のつる性低木です。私たちが花と思っている色づいた部分は「苞(ホウ)」と呼ばれる葉っぱで、花は中心にある白い筒状の部分です。
4番目の写真はサルスベリです。このサルスベリは百日紅という和名の通り、7月ごろから秋まで長期間開花する夏の花です。白、赤、ピンクなど様々な色合いがあります。サルスベリの特徴は裸の滑りやすい木の肌にあります。猿でも滑り落ちそうに見えます。
5番目の写真はルリマツリです。ルリマツリは、夏から秋に涼し気なブルーや白い花を長期間咲かせるイソマツ科の半耐寒性常緑低木です。初夏から秋と開花期間が長いため、大株になるとワンシーズンでたくさんの花が開花します。
6番目の写真はタイサンボクの花です。
モクレン科の常緑高木のタイサンボク。モクレンというと春に開花するモクレンが一般的に知名度がありますが、タイサンボクは夏の花です。庭木として親しまれて、初夏ごろ大きな白い花から優しい香りがします。マグノリアの仲間はとても良い香りがする種が多いですが、一般的に「マグノリア」という名前で香水などの成分として使われるマグノリアはタイサンボクです。

「南アルプスの北岳に咲く高山植物の花」

2023年08月05日 | 写真
南アルプスの北岳に咲く高山植物の花の写真をお送り致します。
写真の出典は、https://katanokoya.com/alpineplant/ です。

1番目の写真は北岳にだけ咲くキタダケソウです。
「北岳」の名前が付いているキタダケソウは、雪融けすぐの南アルプス・北岳の高山帯だけに生える高山植物です。
日本での近縁種は北海道のヒダカソウとキリギシソウなどがあります。
これらはすべて氷河期からの生き残りの絶滅危惧植物です。

2番目の写真はイブキジャコウソウです。
白峰三山など稜線の乾いた砂礫地で見かけます。地を這うように生育する小低木です。赤紫の花はマット状に咲き、淡い芳香があります。花期は6月~8月です。

3番目の写真はミヤママンネングサです。
北岳などの高山帯の岩場に生えます。細い枝は地を這って分枝し、枝先の花は鮮やかな黄色で集散状です。花期は7月中旬~8月中旬です。

4番目の写真はタカネマンテマです。
北岳周辺の岩混じりの草地に生えます。花は淡い紅色で萼筒に黒紫色の脈があります。茎、花、葉に細かい毛を持っています。花期は7月~8月です。

「趣味は人間の視野を広げ人生を幸せにする」

2023年08月05日 | 日記・エッセイ・コラム
若い頃は趣味や道楽にふけることは悪いことだと信じていました。自分の専門の研究だけに集中し他のことには関心を持つべきではないと思っていました。
ところが36歳の時、スウェーデンの工科大学に行きました。招待してくれたエケトルプ教授は趣味の木造の古民家に住んでいて私を何日か泊めてくれたのです。そして海辺の質素な別荘へも案内してくれたのです。
その上で趣味は人間の視野を広げ幸せにすると熱心に説いてくれたのです。あまり情熱的に趣味を薦めてくれたので私は2つの趣味を持つ決心をしました。
一つはヨットの趣味です。もう一つは甲斐駒岳の麓の山林の中に小屋を作りそこへ通う趣味です。
ヨットの趣味を始めてみると、ヨットの世界には質素な暮らしをしながらお金を工面してヨットに乗っている人が多いのです。趣味の世界には金持もそうでない人も完全に平等な世界なのです。人間はみな平等なのです。

1番目の写真は霞が浦を帆走している自分のヨットです。家内が2009年に撮りました。
私のヨットの趣味は葉山や江の島で小型ヨットのディンギイで2年、霞が浦でYAMAHA-19での10年、Joyluck-26での13年間、合計25年間の趣味でした。

さて今日は2番目の趣味のことを書きたいと思います。山林の中の小屋の趣味です。この趣味のおかげで私の視野が非常に広がった話を書きます。私の人生が幸せになったのです。
その説明をする前に小屋の近所に咲く花々の写真をお送りします。

2番目の写真は甲斐駒岳を背景にした花畑の風景です。そこは標高900mの寒冷地なのでスイセンや桃や桜が同時に咲きます。

3番目の写真は私の小屋のまわりの山林の中にひっそりと咲くカタクリの花です。

4番目の写真は私の小屋の前の山林に華やか咲く山ツツジの花です。

5番目の写真は私の小屋です。標高900mの高冷地の山林の中に1974年に建てました。

私の山林の中の小屋は1973年に、山林を100坪程買って作りました。 小屋の庭には小川が流ています。この土地はある不動産屋が別荘地として売り出したものです。30人ほどの都会の人が買いました。
早速この別荘地の管理をする組合を作り清流園管理組合と名づけました。
毎年会費を集め清流園の草刈りと道路の補修の費用にあててきました。毎年一回親睦会も開いてきました。もう50年も続けています。
別荘は7軒くらい建ちましたが、別荘を建てていない人々も山林の自分の土地によく遊びに来ます。
蝉や小鳥の鳴き声を聞きながら樹木を眺めて満足したように帰って行くのです。
清流園管理組合の会員の職業は実にいろいろです。共通なことは人里離れた山林が大好きなことです。
この趣味のお陰で本当にいろいろな職業の人と友人になれたのです。
清流園管理組合の組合員だけでなく周囲の別荘地の人々とも仲良くなりました。
そして特に現地の酪農家や農家の人々には大変お世話になったのです。

こうして趣味のお陰で私の視野が広がりました。幸福感にも包まれたのです。
スウェーデンのエケトルプ教授が趣味は人間を幸せにすると言ったことは真理だったのです。

それはそれとして、
 今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

ついでに私が乗った懐かしいヨットの写真を掲載しておきます。
最後の写真は私のヨットのキャビンです。家内と夕食の料理を作って夜は泊ったものです。もう年老いてその元気も無くなりヨットは止めました。しかし楽しい思い出が残りました。