goo blog サービス終了のお知らせ 

後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「夏の北海道の花の写真をお送りいたします」

2023年08月22日 | 写真
夏の北海道の花の写真をお送りいたします。 写真の出典は、https://kinarino.jp/cat8-%E6%97%85%E8%A1%8C%E3%83%BB%E3%81%8A%E5%87%BA%E3%81%8B%E3%81%91/10701-%E8%89%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%A9%E3%82%8A%E3%81%AE%E8%8A%B1%E7%95%91%E3%81%B8%E5%87%BA%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%88%E3%81%86%EF%BC%81%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%81%AE%E3%80%8E%E8%8A%B1%E3%80%8F%E3%81%AE%E5%90%8D%E6%89%8012%E9%81%B8 です。 

1番目の写真は札幌市にある滝野すずらん丘陵公園です。 

2番目の写真は北海道富良野にある代表的な観光スポット「ファーム富田」です。 

3番目の写真は「丘のまち」と言われる美瑛町(びえい)にある7ヘクタールもの広さを有している四季彩の丘です。 

4番目の写真は遠軽町の「太陽の丘えんがる公園」です。 5月中旬~6月上旬頃には芝ざくらが見頃を迎えます。 

5番目の写真は道北・北竜町にある日本最大のひまわり畑と言われる「ひまわりの里」です。

「座禅と禅宗、そして弘法大師のこと」

2023年08月22日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は座禅と禅宗のこと、そして弘法大師のことを書きたいと思います。短く、簡単に書きます。
早速ですが、禅宗とは何かという事から説明します。
座禅をすればお釈迦さまの教えが理解出来る。こういう考え方が中心になっているのが禅宗です。
禅宗は判りやすいので中国や朝鮮半島や日本に広がり数多くの禅宗系の宗派のお寺があります。
その禅宗の言葉に「不立文字」という言葉があります。
「不立文字」とは経典だけをいくら読んでも経典の意味が実感できないという意味です。読んだだけでは信じる事ができないというのです。
すなわち宗教は言葉では説明がつかないのです。
座禅の体験を繰り返しているとある時、目からうろこが落ちるように経典の内容が理解出来るのです。
そして、諸行無常、諸法無我、一切皆苦、涅槃寂静などという言葉の意味が氷が解けるように簡単に理解出来るのです。
宗教を信じるためにはいくら本を読んでも駄目です。座禅とかミサに参加するとか巡礼をするとか体を動かさないと駄目なのです。
それは仏教の座禅や滝行や回峰行などいろいろな修行に相当します。
宗教は理屈でなく直観で判る分野なのです。
科学では、仮説の理論を組み立て、実験で証明出来る自然現象が研究の対象です。宗教は実験で再現不可能な人間の心の問題を対象にしています。
科学と宗教の違いを簡単に言えば、理論で説明が出来るのが科学であり、説明出来ないのが宗教なのです。

さてここで話は変わります。心温まる弘法大師さまのことについて気楽に書いてみようと思います。
日本の仏教は奈良時代からの古い仏教と、新しい鎌倉以後の仏教の二つに分けることが出来ます。
古い仏教には弘法大師の真言宗など5つの宗派があります。
弘法大師さまは、空海とも呼ばれ、高野山の真言宗を開いた方です。
民衆の救済を非常に大切にした方で、現在風に言えば民衆に対する愛が溢れていた方です。
弘法大師さまは諸国を巡って人々の苦悩を解決し、農業用の溜池を作り、文化の恩恵を受けない大衆のために、綜芸種智院という学校を開かれ、民衆の教育につとめたのです。
話は飛びますが、日本は明治維新の文明開化以来、熱心に西洋文化を取り入れて来ました。
しかし取り入れ方が科学や工業技術に重点が置かれたため合理的な文化のみに偏っていたのです。
奇蹟を信じ、マリア様の処女懐妊を信じ、イエスの復活を信じる宗教を下敷きにしたヨーロッパの民族文化の導入にはあまり熱心ではなかったのです。
ヨーロッパにある密教的な民族文化を無視し過ぎていたのです。
現在、空海の始めた真言宗の信徒は、高野山真言宗:548万人、真言宗智山派:153万人、真言宗豊山派:120万人、真言宗醍醐派:56万人、合計約900万人もいるのです。現在、全国にはお大師さまを祀ったお寺が沢山あります。
日本人が密教が好きな理由の一つには、弘法大師さまの暖かい心にあるようです。弘法大師に対する人気が密教の隆盛を支えているようです。
現在でも四国のお遍路行脚は人気が高いといいます。同行二人といって弘法大師さまが一緒に歩いて下さるのです。
現在の日本人も大師さまの暖かい心を忘れていません。

今日は座禅と禅宗のことを書いて、その後て弘法大師さまのことを書きました。 

今日の挿絵の写真は小金井市に残っている江戸時代の念仏坂、白伝坊の坂や質屋坂で撮った夏の花々の写真です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)