後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「立秋の後は残暑、涼しい季節が少しずつやって来ます」

2023年08月14日 | 日記・エッセイ・コラム
ことしの立秋は8月8日の火曜日でした。この日を境に暑中見舞いが残暑見舞いになるそうです。
東京地は相変わらず蒸し暑いのですが、上空の空の色が心なしか秋の色になってきたようです。
この夏は猛暑の日続きで今日は雨が降りました。
立秋も過ぎたので秋が早くやって来るように祈っております。
そこで今朝は「秋立つ」という季語を用いた俳句を読んでみました。
下に私が気に入った幾つかの俳句をご紹介いたしま

秋立つや雨後の夕ベは樹も匂ふ    田口泡水

秋立つや軽井沢にて購ふ髪飾り    柴田蓉子

秋立つや残り風鈴鳴りやまず     永野秀峰

身ほとりに物を少なく秋立ちぬ    田中藤穂

川波の縹渺として秋立てり      斎藤道子

灯台の白さに風の秋立ちぬ      須藤常央

秋立つや山に小さな美術館      前田達江

熊笹の鯖街道に秋立ちぬ       大島翠木

秋立つや蝉声はたと止むあした    久保晴子

以上は季語、「秋立つ」の句集(http://www.haisi.com/saijiki/akitatu.htm)より。

「秋たちぬ」とは美しい言葉です。秋風が吹き清涼の季節が始まるという情感が込められた言葉です。
そこで以下に過ぎ去りつつある夏の花々の写真をお送りします。
はじめの2枚は自宅の庭で撮ったものです。残りの3枚は三鷹市の「緑と花の広場」で撮りました。

それはそれとして、今日は残暑をお見舞いし、皆様のご健康をお祈りいたします。  後藤和弘(藤山杜人)

「夏に花が咲く木の花」

2023年08月14日 | 写真
真夏の太陽の日差しにも負けず、たくさん樹木が鮮やかな花を咲かせる夏の季節です。そんな元気の良い花々の写真をお送りします。
写真の出典は、https://horti.jp/21433 です。

1番目の写真はサルスべリです。
初夏から秋まで長い間花を咲かせることから、「百日紅」とも呼ばれます。フリルのようなかわいらしく鮮やかな紅色の花が咲き誇る姿は、とても魅力的で夏の青空によく映えます。

2番目の写真はキョウチクトウです。
キョウチクトウは、頑健で乾燥にも強い性質をもち、強い日差しの中でも美しい花を長期間にわたって咲かせ続ける低木です。

3番目の写真はフヨウです。
夏から秋にかけて美しい白やピンクの大輪の花を咲かせます。朝に開花し、夕方にはしぼんでしまう1日花ですが、最盛期には毎日新しい花を次々に咲かせるので、長い間楽しませてくれます。

4番目の写真はクチナシです。
クチナシは、初夏にすずしげで美しい純白の花を咲かせる花木です。花の香りは強く、甘く濃厚なことから、春の沈丁花、秋の金木犀と共に、世界3香木の1つとして親しまれています。