昨日、久しぶりに家内と2人で映画を見に行きました。見た映画は下の写真のポスターにある「大統領の執事の涙」というアメリカ映画でした。
この映画の 内容は昨日の記事、「大統領の執事の涙」というアメリカ映画を見て来ました にご紹介してあります。
さて昨日体験した「小さな幸せ」とは入場料を安くして頂いたことです。
通常なら一人1800円なのに1000円にして頂いたのです。2人で3600円のところを2000円にして頂いたのです。世に言うシルバー料金なのです。
その上、この映画館では1000円の入場料を払うと3時間の駐車料1200円を無料にしてくれるのです。
ここから私の言いたいことを書きます。
この割引はシルバー料金制度だから当然だと考えないで下さい。誰かが差額を払ってくれたと考えると幸せな気分になるのです。
切符を売ってくれる人が親切に安くしてくれたのです。映画会社で働いている人々が自分たちの収入を少し犠牲にして安くしてくれたのです。このように考えると、その人々への感謝の気持ちが湧いてきます。
このような高齢者へ親切な料金の割引は都立の植物園や公園の入場料金にもあります。まじめに働いて都民税を払ってくれている人々へ感謝です。
JRの列車に乗る前にジパング倶楽部に入会すると30%も割り引いてくれるのです。JRで働いている人々が自分達の収入がを少し減っても我慢して高齢者へやさしくしてくれているのです。JRで働いている人々に感謝します。
そしてきわめつきは後期高齢者の医療費の割り引き率が90%という事実です。
昨年、前立腺ガンが局部的に再発したので2ケ月間くらい大きな病院に通って放射線照射の治療を受けました。その費用は大体150万円くらいでした。しかしその10%、すなはち15万円だけを支払って下さいと親切に言われました。
本当に申し訳ありません。とても幸福な気持ちが今まで続いています。
料金の残りの135万円は一体誰が払ってくれたのでしょうか。毎日通勤電車に乗って働いている現役の人々が支払ってくれたのです。感謝の気持で自然に頭が下がります。
結論です。シルバー料金を単に「制度」と考えないで安くなっただけのお金を誰が払ってくれているのかと想像することが重要なのです。するとその人々への感謝の気持ちが湧いてくるのです。感謝している間は人間は絶対に幸福なのです。感謝している時間を長くすれば毎日が幸福になるはずです。
しかし悲しいかな必ずしもそうもいきません。人間は四六時中幸福を感じていられるものではありません。でも考え方を少し変えると、幸福に感じられる時間が少し長くなるものです。
他人へ感謝です。感謝すればするほど貴方が幸せになるのです。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)