はじめから写真の話で恐縮です。
上の写真は複雑に揺れ動く私の心の中の様子を投影したような風景です。平和憲法が風前の灯なのです。数年以内には消えてしまいそうです。
下に示したような世論調査によると国民の半数以上の人々が憲法の改正を支持しています。
そして若い年代層のほうが9条の削除を願っているようです。先の都知事選で、それを主張した田母神さんを支持した人が若い年代層なのです。
高年齢層はいずれ旅立ってしまいます。ますます改憲支持者が増大します。
平和憲法は戦後日本の精神的な支柱でした。それが削除されるのは時間の問題になったのです。たぶん数年以内には憲法は改正されるでしょう。
日本は本当に曲がり角に立っているのです。
日本人は戦争の可能性を恐れなくなってきたのです。安倍総理の喧嘩外交を恥ずかしく思いません。
戦争の悲惨さや、平和の有難さを実体験した高齢者がこの世から消えて行ったのです。
私は一人の老人として、この状態を静かに受け入れ、日本民族の永遠の幸せを祈るだけです。
昨日、趣味人倶楽部の会員で奈良県にご在住のリタさんという方から以下のようなコメントを頂きました。
戦後日本社会を支えた良心的な日本人です。世界に誇れる日本民族の崇高な考え方です。ご一読をお願い申し上げます。
=====趣味人倶楽部のリタさんからのご意見=======
この日本国憲法の精神をこそ世界に広める努力をすべきです。
もし日本や中国やアメリカなどの大国が直接戦争をするようなことになれば
想像を絶する惨禍を人類に及ぼすことになるでしょう。
際限のない軍備拡張競争は人類にとって不幸をもたらすだけです。
過激な罵詈雑言の応酬をしていても何も良いことはありません。
一部の過激な国民を満足させるために他国から誤解を受けるような言動を指導的立場にある政治家は行ってはならないと思います。
信頼を築いていくことがいかに大切か、互いに理解を深めるための忍耐強い話し合いの場を持ち続ける努力を惜しんではならないと思います。
戦後、様々の好条件があったとはいえ、日本は一度も他国と戦闘を行わず、自国民も他国民も殺傷していない実績は世界に誇りこそすれ平和ボケなどと卑下することは何もありません。
戦前の戦争ボケの方がはるかに恐ろしいのです。
互いの国民一人一人は平和な生活を望んでいるはずです。
国家が起こす戦争に巻き込まれてはなりません。
その根本を決して忘れてはなりません。
若い人たちにこのことを引き継いでいく努力をあきらめず続けていきたいと思ってます。(以上)
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上の文章を是非、20歳代、30歳代、40歳代の方々へ心からお送りいたします。それ以上の言葉は私にはありません。
後は祈ることしか出来ません。日本民族の永遠の幸せを。
下の各新聞社による世論調査の結果も是非ご覧下さい。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
===参考資料:http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/j013.html=========
2013年の5月3日の憲法記念日に合わせ、メディア各社は憲法改正についての世論調査を事前に行った。図は7社の世論調査の結果である。
改憲そのものについては、設問を設けた6社すべてで賛成が反対を上回っていた。
最初にまず改正が必要と安倍首相が主張している憲法改正の手続き条項である96条の改正については、賛成が反対を上回っているのが1社、同数が1社、反対が賛成を上回っているのが4社である。
自民党などが最終的に目指している軍隊不保持の条項である憲法9条の改正については、2社で賛成が反対を上回り、1社で反対が賛成を上回っている。
このように、各社調査で改憲そのものの総論はみな賛成多数だが、96条改正、9条改正といった各論では賛成多数と反対多数の結果が混在している状況であることが分かる。
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