人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

オオバミゾホオズキ

2006年06月04日 | 写真

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 明日は休みなので、まとめて投稿。オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)溝に好んで生える ことから命名された、とあるが本当に砂防ダム下の水路の中に群生していた。ところでホ オズキの漢字、「酸漿」絶対に読めない。そこで広辞苑で調べてみたら、「酸漿・鬼灯」ホ ホズキ-語源は「頬付」か、とあった。当て字でもないし、こういうのを何と言うのだろう。

 浅草寺のホオズキ市は鬼灯市と書くらしい。これも何だかよく分からない。ちなみに「頬 付」とは、かおつきのこと。本来のホオズキはナス科だが、これはゴマノハグサ科でこの科 に属するものでポピュラーなものにオオイヌノフグリが有る。


湿原早春

2006年06月04日 | 今日の雑感雑記

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 昨日は終日快晴、陽気に誘われて横津岳へ出かけた。湿原はまだ枯野、花一つ咲いて いません。昨年のツルコケモモの赤い実が、コケの布団にくるまれて残っていました。小さ な淡紅色の花が咲くのは今月下旬か。七月には湿原の周りがお花畑へと変わります。

 この写真で池塘の水面が、左側の地面より高いのが解ると思います。年々泥炭が堆積 し、水面を押し上げているのです。それにしても、よく水が漏れないものだと感心してしま いました。フカフカの泥炭ですが、その透水係数は以外と小さいことは良く知られているこ とですが、これで実証されています。