北海道の観光地は、自然一流・施設二流・サービス三流と言われます。昔に比べれば、 北海道の自然も相当破壊されてきましたが、まだまだ見るべきものは残っています。施設 は利便性や快適性を指しますが、これは一頃に比べれば幾らか改善されてきたみたいで す。問題はサービスです。サービスとは単に客あしらい(北海道はこれが極端に悪い)だ けではありません。人工的景観や北海道らしさを感じさせてくれる演出も含まれます。
この写真は20年前の阿寒湖の土産物屋のものです。殺人でも15年経てば時効だから、 この写真に関しては糞味噌に言わせてもらいますよ。ワタシャ一瞬アメリカ村へ迷い込ん だかと思いましたよ。このド派手な色彩感覚、何で看板にローマ字なんだよっ、喫茶店の 名前が宇宙人?普通の民家の正面だけログハウス調にするんじゃない!
これらどれを取っても「アイヌコタン」のイメージは有りません。アイヌ民族の文化を愚弄 しているとしか思えません。国内観光客だけならまだしも、外国の人はどう思うでしょう? その後阿寒湖には行っていないので、ネットで調べてみたら色彩感覚だけは改善されて いるようだったが、北海道の自然にはマッチしない異次元空間の感じ。やはり喫茶店の名 前は「宇宙人」でいいのかな?