人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

モノクローム

2006年06月22日 | 今日の雑感雑記

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 私が写真を撮り始めたころは、モノクロが当たり前でありカラーは高嶺の花であった。朝 から晩まで暗室に籠もり、現像液の濃度がどうの、温度がどうのこうのとやっていたもの です。それが今ではデジカメでパチリ、パソコンで修正、プリンターで印刷、隔世の感が有 ります。

 昔会社の同僚の結婚式の写真を、スライドで披露宴の席で紹介しようとしました。その 間の時間は一時間程、近くの友人の暗室へ持ち込み、現像⇒定着⇒乾燥⇒密着反転⇒ 現像⇒定着⇒乾燥⇒マウント⇒披露宴席へ駆け戻り、やっと間に合ったと思ったら、密着 反転する時に裏表反対にしてしまった、などと言う事がありました。

 モノクロームの世界は、昼間の世界を夜の闇の世界を通して見る表現です。カラー写真 は、そのものズバリ見たがままの世界を表現していますが、モノクロ写真は、見る者の感 性と言うフイルターを通しての表現です。外灯の無い夜道、蝋燭や石油ランプでの夕餉を 経験した事の無い世代には、色彩の無い影の世界の向こう側を想像する事は難しいかも 知れません。


ルピナス

2006年06月22日 | 写真

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 オーストラリアかニュージーランドでは、たちの悪い雑草として扱われているらしい。これ は大沼公園市街地の荒れ地に咲いていたものです。確かにこの繁殖力は、雑草と呼ぶ に相応しい。更地に成った住居跡に生えているものですから、園芸種の種が自然にこぼ れ、繁殖したものでしょう。これをもっと広げ、観光資源にしょうと言う発想は無いみたい だ。勝手に生えている唯の雑草扱いである。