旅とは、旅すること自体が目的であるから「何しに行ったの?」と問うことは野暮である。
でも今回は新日本海フェリーに乗ってみたかったのです。
我が家の窓から毎日定時に小樽港から出航する白い巨体が見え、一度は乗ってみたかった。
行きは午前10時30分小樽港発新潟行きの「ゆうかり」です。大きすぎて一枚の写真には収まりません。
全長199.90m、総トン数18,229トン、航海速力22.7ノット(40.86km/時)です。
帰りは午前1時15分敦賀発苫小牧東行きの「すずらん」
全長199.45m、総トン数17,345トン、航海速力29.4ノット(52.92km/時)です。
真夜中なのでこんな写真しか有りませんが、5800トンの貨物を積んで敦賀~苫小牧東まで
948kmを19時間15分で着いてしまうのですから、まさに現代の北前船ですね。
新日本海フェリーの回し者みたいですが、ちょっとだけアピールを。
国内数あるフェリー航路の中でも、新日本海フェリーはトップクラスなのです。
舞鶴・敦賀・新潟・秋田・小樽・苫小牧東間に4航路有り、周航する船舶のトン数は、
16,810トン、17,345トン、18,229トン、そして20,558トンで、最大速度は何と30.5ノットです。
国内航路で次に大きいのは、有村産業の「クルーズフェリー飛龍」で
16,494トン、25.0ノットです(でした?)。
三番手は太平洋フェリーの「きそ」で、15,795トン、23.2ノットですから、新日本海フェリーはスゴイのだ。
まあね、なんて能書きはどうでも良いのですが、ボケーッと海を見ている時間がたまりません。
稚内から与那国島まで船を乗り継いで旅してみたいなぁ~。