何となく春っぽく成ってきた空と雲と雪景色。
鉛色の空と日本海の荒波、寒いよぉ~っ !
さて、今後福島原発の事故に関しては、作った東電・認可した国・お墨付きを与えた学者などから、
「想定外」の言葉が多発されるでしょう。
そもそも原発を作る場合の意志決定の流れはどうなっているかといえば
①どの程度の規模の原発を何処に作るかを決める
②採算性・コスト・予算枠の決定
③予算枠内での防災計画を含む全体設計
④学識経験者等がお墨付きを与える
⑤国が認可する
ここで③と④の作業過程の中で、採算性に応じた「想定」が入り込んでくるのです。
利用者が高い電気料金を支払っても良いなら、想定の枠を広げより安全な物にするのも可能でしょうが、
電力事業は政治と経済の根幹を成すものですから、何処かに落としどころを作らねばなりません。
本来であれば今回の原発事故の責任の所在をめぐって、東電・国・関係した学識経験者間で
壮絶な責任のなすり合いが始まってもおかしくないのだが、この三者は鉄のトライアングルで
もたれ合いの構造だから、「人知を越えた想定外の出来事」で幕引きを図るでしょう。
でもなぁ~、これを契機に自然との付き合いかたを考え直す良い機会ではないでしょうか?
バカ人間の標語は「森へ還ろう」です。コンクリートとアスファルトに囲まれた都会のマンション暮らし
でもいいんです、気分だけでも「森へ還ろう」で生活すれば少しだけ何かが変わるかも。
話の内容がバカ人間の脳味噌の安全率を超えてきたので、自然災害シリーズはこれにてお終い。