昨日は硬雪踏んで裏山散歩、ネコヤナギが膨らんできました。
野山はまだ真っ白ですが、三月も中旬となれば何となく春の足音が聞こえてきそうです。
さて、自然災害の場合の『起こり得る真実(起こり得る事は起こる)』とは何か、などと
大上段に振りかぶってしまって失敗したな、と思いつつ先へ進む。
自然災害とは『人間にとって不利となる急激かつ大量の自然エネルギーの放出』とでも定義する。
この場合の自然エネルギーの源は、①太陽放射②地球の保有熱の二つであり、
前者は台風などの気象災害、後者は火山・地震などのエネルギー源です。
地球の保有熱とは、46億年前に微惑星が衝突合体して地球が出来た時の運動エネルギーが
熱エネルギーに変わったものの残存熱です。
現在の地球の熱的環境は、中心部で数千度、地表面で15度、接する宇宙空間は約絶対零度です。
この地球中心部の数千度(直接温度を測ったこと無いので・・・としか言いようがない)と、宇宙空間の
約マイナス273度(僅かに物質が存在しているので、厳密には絶対零度ではない)との温度勾配が
大陸を引き裂き、山脈を隆起させ、大地震を引き起こすエネルギー源なのです。
46億年前の地球表面はドロドロに溶けていたと言いますから、1000度前後は有ったでしょう。
見方を変えれば、地球表面(大気圏も含めて)は46億年でたった1000度しか冷却していないのです。
だからどうなんだ?って、バカ人間の脳味噌が熱もってきたので続きは次回にでも。