1月2日 パッとしない天気であるが、冬の八重山はこんなもんか。
今日は南風見田の浜の東端に有る忘勿石(わすれないし)の碑へ行く。
忘勿石の碑の由来です。
碑の右下の岩盤に刻まれた原文「忘勿石 ハテルマ シキナ」とハッキリ残っている。
誰が手向けたのか、小さな花が添えてあった。
マラリアに侵された子供達が望郷の念で見つめ死んでいった波照間島が
水平線の彼方にウッスラと見えていた。美しい風景であるが故に、その悲惨さが倍増する思いです。
少々時期はずれではあるが、イソマツが琉球石灰岩の窪みに根を下ろしていた。
人間の愚かな行為とは無関係に、ここの自然は今も昔も変わらぬ姿を見せている。
今夜は半月に照らされた雲が激しく流れている。月の光がこんなに明るいとは知らなかった。
向こうに見える明かりは、今日来たメチャクチャにビンボーそうな女の子のテント。
さすがに顔と髪は綺麗にしていたが、服装は完全にアジア系。
雲間から僅かに見えた星空、雲が無かったらどんなに素晴らしいことか。
明日の夜はいよいよしぶんぎ座流星群であるが、どうなることやら。
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