人外花境

暇人の何でも自然観察日記

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波照間島の碧い海

2010年12月25日 | 島旅:西表島・波照間島

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年寄りに冬の寒さは身に滲みるが、かといって引きこもっていては体に悪いので

近所の公園へ散歩に出かけた。

こんな風景は見ているだけで寒くなる上に、雪がちらついてきたので早々に帰る。

ただ寒かっただけの散歩であった。

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西表島でタップリと濃厚な緑の世界に浸った後は、波照間島へ移動して

碧い海からエネルギーをもらって帰ります。波照間島といえば、定番のニシ(北)浜ビーチの海。

水平線の向こうにうっすらと大きな西表島が見えています。

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夏の暑い盛りならば観光客で溢れかえっているニシ浜ビーチですが、

さすが12月ともなれば「誰も居ない海」なのだ。

人が居ようが居まいが、砂浜と海の色は勝手に綺麗なのです。

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イリオモテアザミの花、ハマユウの緑の葉、モンパの木、白い砂浜に碧い海と

一応南の島の役者をそろえてみました。

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モンパの木は海岸のパイオニア植物なのです。

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ハマユウが一本だけ咲き残っていた。

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ニシ(北)浜から浜崎を回り込んでペー(西)浜へ出ます。本当に八重山の方言はややこしい。

誰も居ない砂浜を、立ったり座ったり歩いたり、時速1.0kmで進みます。

こんな時は、本当に暇人で良かったなぁ、と思った。

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波照間島の観光案内には大抵島の西の端の所に「ハマシタンの群落 樹齢数百年と

いわれる町の天然記念物」と記されています。

ハマシタン?どんな植物かと思ったらミズガンピの別名だったのですね。

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縮れた花びらが特徴のハマシタン(ミズガンピ)の花です。

ハマシタンの古木は三線(さんしん)の棹に使用するそうで、漢字では「浜紫檀」と書くのかな?

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波照間島の西の端の毛崎に、サンゴの欠片だけで出来た小さな入り江が有りました。

誰も居らず、波も風も静かで日の光は燦々と降り注ぐ、しばし昼寝と決め込んだが

背中がゴツゴツとして寝心地が悪かった。昼寝は砂浜にかぎる。


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