知床半島が世界自然遺産に登録されました。メデタシメデタシの一方、今後何かと大変 でしょうな。そこでふと思い出したのですが、森繁久弥作詞の「知床の岬にハマナスの咲く ころ~」なんですが、知床半島にハマナスが咲いてました?ましてや岬の先端は、海岸段 丘で一面の笹原のはず。芸術作品に細かい事でチャチャ入れるな!と怒られそうです が、自然観察人としては何となく気になって。
ハマナスは読んで字のごとく、海岸の砂地に自生する植物。知床半島の様な断崖絶壁 の地には生えないはず。半島手前の小清水原生花園には沢山有りますが。森繁先生は 網走から車で移動中、沿線の風景が頭の中で渾然一体と成ってしまったのでしょうか。
でも地域のイメージ、特に観光地のイメージはこうして作られて行くのでしょう。間違って も、知床岬にハマナスを植えようなんて気は起こさないで下さいよ。
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