人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

雨の手稲山北尾根ルート

2015年08月16日 | 野歩き山歩き


今日は途中で雨に降られるのを覚悟で、北尾根ルートから車道一周11.5kmを歩いてきた。
予想通り研修センター手前から土砂降りになったが、どうせ汗かいて全身ずぶ濡れ状態なので気にしない。



標高400m付近の北尾根上の落葉広葉樹林帯、秋になれば紅葉が美しい所だ。
雨の中山歩きをしているのはアホなこの暇人だけかと思ったら、若い女性のトレランが元気よく駆け上がってきた。
標高差300mの尾根道を駆け上がってくるとは、小さな体でどこにそんなパワーがあるのだろう。



道端に咲いていたツリガネニンジンです。



ホウチャクソウの青い実です。



ウリノキの葉っぱ、形が面白い。

今日の一枚 ミミコウモリ

2015年08月15日 | 野の花山の花


キク科 ミミコウモリ(耳蝙蝠)薄暗い林床に他の植生に紛れて生えている。
美味しい山菜であるモミジガサ(シドケ)と同じ仲間であるが、これを食った話は聞いたことない。
春先に採ったギョウジャニンニク・ヤジブキ・オオアマドコロ・ミツバなどを冷凍保存してあるが、
時々解凍して食べてみるが、春一番に採ってきて食べた美味しさと感動はない。
やはり旬のものは旬に頂くのが一番美味しい、今旬の山菜といえばアカザぐらいなものか。
今日は終戦記念日(敗戦記念日?)、戦時中食糧難の時都会の住人にとってもアカザは貴重な食料であった。
たしか近所の道端に生えていたな、採ってきて食べてみようかな、今時アカザ採っていたら変人と思われるな。

白花のネジバナ

2015年08月14日 | 野の花山の花


毎日毎日暑いので、高い所なら少しは涼しかろうと山へ行ったら、やはり暑かった。



ヨツバヒヨドリとエゾゴマナが満開になってきた、これが咲き始めるとそろそろ夏も終わりだ。



ツルニンジンが咲き始めた、まもなく秋風が吹き始めるだろう。



ネジバナの白花です、初めて見た。



ベニシジミでしょうね。

波照間島の大気光

2015年08月13日 | 自然観察


今日8月13日はペルセウス座流星群の極大日ですが、流星どころか雹が降ってきてもおかしくない空模様。
今夜は星空が見えないので、昔撮った星空写真を眺めていたらこんなものが有りました。
2013年1月22日午前4時50分、波照間島から撮った南十字星とさそり座ですが、大気光が写っていました。
水平線上の緑色の光とその上の赤色の光が、地球大気上層での光化学反応により発せられた大気光です。
肉眼では空全体がボワッと赤っぽく明るいのは分かりましたが、水平線上の緑色には気が付きませんでした。
この写真を撮っていたとき、明かりも持たず夜間?早朝?ジョギングしているオバサンに会いました。
「暗いのに足元大丈夫ですか」と尋ねたら「明かりを消してごらん、よく見えるでしょう」と言って走り去った。
沖縄の離島で夜中星空の写真を撮っていると、モンゴルの遊牧民かマサイ族みたいな視力の人と出会うことが有ります。

夏雲湧く

2015年08月12日 | 自然観察


毎日毎日蒸し暑い、天候不安定でいきなり雨が降り出す、そんなひと時青空に夏雲が湧く。
記憶にある限りここ半世紀、地球温暖化は確実に進行している、だってとにかく夏暑いんだ。
こんな雲が突然湧きだし、時間雨量100mmなんてことは昔はなかった、この頃は度々ある。
地球温暖化の原因は、人類の排出した二酸化炭素の増加らしいが、これは引き金にすぎない。
シベリアの大地に突然出現した真ん丸なクレーター、メタンガスの噴出らしい。
その他牛のゲップやら森林伐採、もしかしたら海水温の上昇によるメタンハイドレードの噴出、
そんな可能性を考えたら、原発の再稼働の理由にあげた二酸化炭素排出量の減少なんてゴミみたいなもんだ。
すでに引き金は引かれてしまったのか、人類の英知に望みを託すべきか、夏雲を見ながらしばし愚考。

手稲山のヤナギランは散ってしまった

2015年08月08日 | 野の花山の花


手稲山のヤナギランの群落を見に行こうと思っていたのだが、天気が悪かったり用事が有ったりして、
やっと今日行ってきた、それにしても毎日毎日なんと暑いんだ、今日もまた大量に汗をかいてしまった。
それで、行ってみたら花の時期は終わり、全て散ってしまっていた、ただの草っ原になってしまっていた。



何も無いので、道端に咲いていたオニノヤガラです。



エンレイソウの実が赤く熟していた。



オオバタケシマランの実が一つだけ残っていた。

今日の一枚 モンパノキ

2015年08月07日 | 野の花山の花


ムラサキ科 モンパノキ(紋羽の木)小笠原から奄美以南に自生する。
花の写真も有りますが、全然美しくもないし、種子なんかは気持ち悪いので載せません。



海流に乗って流れ着いた種子が砂浜で発芽するパイオニア植物ですが、
ほとんどは台風の時などに流されてしまう儚い命です。



砂丘の上などでは大きく成長します。撮影場所は波照間島のニシ浜です。
この頃は北海道よりも此方の方が涼しいのではと思うほどだが、今は台風13号の真っただ中。