日本男道記

ある日本男子の生き様

炎情―熟年離婚と性

2012年01月21日 | 読書日記
炎情―熟年離婚と性
クリエーター情報なし
中央公論新社

【一口紹介】
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
すれ違う欲望、キレツする心と身体、決断する女たち。語られなかった女性の反乱。『快楽』の著者が描く“熟年離婚”驚愕の真実。

【読んだ理由】
工藤美代子作品

【印象に残った一行】
つまり、熟年離婚が、あまりポシティヴには捉えられなかった時代が長い間、続いていた。それは当然だ。これからは歳をとる一方で、体力は衰え、経済的な基盤が脆弱になるのは明白だ。そんなときこそ、夫婦で穏やかな晩年を迎えるのが正しい老後の過ごし方だという既成概念が社会にはあった。
それに、あえて反旗を翻して、熟年離婚を決行した夫婦の本音を私は知りたかった。また、今の時期になって、なぜ、これほど自分の知人や友人の間で熟年離婚が増えたのかも不思議だった。
まず、考えられるのは、人間の寿命が毎年のように延びていることである。かっては人生五十年といったものが、現代では八十歳以上まで生きるのが当たり前になっている。すると、六十歳で定年を迎えても、まだ二十年以上の歳月を確実に生きるわけである。
問題はこの二十年から三十年の時間にある。歳をとったからといって、人間は急に何もかもに達観し、浮世のあらゆる欲望から自由になるわけではない。むしろ、自分の持ち時間が少なくなってゆくことを悟っているこそ、この世に執着する側面もある。だとすると、残りの人生を大切にしたいという願いを最優先させる行動は、さほど不自然ではない。

【コメント】
人生いろいろ、夫婦もいろいろ、ということか。

 



Daily Vocabulary(2012/01/21)

2012年01月21日 | Daily Vocabulary
12376.fall for(~にだまされる、~に引っ掛かる、~が好きになる)
I can't believe I fell for such an obvious trap!
12377.fall through the cracks(見過ごされる、無視される)
We were so focused on production cost that we let the quality of our products fall through the cracks.
12378.fall back(後退する、あとずさりする)
”Spring forward and fall back”is a useful phrase to remember the daylight saving time.
12379.fall between two stools(にとを追って一兎も得ない、虻蜂取らずに終わる)
If you try to be a boss and a friend, you will fall between two stools.
12380.fall in line(列に並ぶ)
We have to fall in line to buy the tickets.
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倉敷の観光ポスター。なんかイマイチですね。