先日小岩の「船庵」clickに煮魚定食を食べに行ったとき店の前を通ったような記憶がある四川料理の店「辣香坊」に入った。
秋葉原を越えて電車に17分乗る水道橋よりももっと近場で「豆苗炒めや焼きビーフン」がメニューにある店が
ないかを あいかたにネットで調べてもらったら この店が乗車時間5分の小岩にあるのがわかったからだ。
店はこの状況下なので「密」の真逆の「疎」そのものだ。広い店内に客は ばらばらに離れて席についている。
目当ての「豆苗いため」と「海鮮焼きビーフン」はとてもおいしくて 残さず全てお腹に納まった。
むろん紹興酒は欠かせない。
オーダーを取る女性は日本語で注文を取ってくれるが 彼女と厨房の男性二人とあと広い店内に座った客二組 全員中国語で喋っていた。
店にいる間 日本人は 私一人だった。調理方法も調味料も全くの向こうそのものだから この店はこの辺り在住の新華人が愛用している店のようだ。
豆苗とビーフン料理は本来台湾料理(福建料理)だろうと思うが 新華人をお客のメインとするからにはこの四川料理の店でも
メニューに入れたのかも知れないが 町中華の店にはないアイテムなので 阿智胡地亭にはありがたい店だ。間違いなく時々来る店になった。
途中でテイクアウトの注文が電話で入ったが そのやりとりも中国語だったし、取りに来た男性も中国語でやりとりしていた。
小岩のあたりも今や通り過ぎる人たちが中国語を始めとして韓国語やヒンズー語など いろんな国の言葉を スマホで喋って
歩いているのは日常のことになっている。
小岩駅の駅前風景