阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

このところの昼食は麺類三兄弟 ソース焼きそば、カルボナーラ そしてナポリタン

2021年07月14日 | ある日のランチ
 
ここに時々焼きビーフンが参加する。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「好きなものを好きなだけ食べても、好きなようにアルコールを飲んでも、好きなだけだらだらしても、、、、健康・長生きに大した違いはない。違いとは・・

2021年07月14日 | SNS・既存メディアからの引用記事

「健康、長生きの秘訣」は何だと思いますか。イギリスの著名な人類学者でオックスフォード大学ロビン・ダンバー教授が著書の中でこんなことを言っています。

「好きなものを好きなだけ食べても、好きなようにアルコールを飲んでも、好きなだけだらだらして、運動をさぼっても、

汚染された空気の中に住んでいようといなくとも、大した違いはない。

 でも、友達がいるか、コミュニティに参加しているかどうか。これだけはあなたがどれだけ長生きするかに大いに影響する

食品添加物や太らないかなど、「食生活」に非常に気を遣う人は多いですよね。

「食事」「運動」「睡眠」などが重要だという認識はありますが、

「健康」と「人とのつながり」の関係性については、日本ではあまり重要視されていないように感じます。

 しかし、アメリカのハーバード大学の卒業生などを75年間追い続けた、世界で最も有名な幸福研究は、

「私たちを健康で幸福にするのは良い人間関係、それに尽きる」と結論づけています。

引用元

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿智胡地亭便り⑯ #56<太鼓たたいて笛吹いて+Last samurai> こんな便りを2002年頃からメールで友人知人に発信した。

2021年07月14日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

#56<太鼓たたいて笛吹いて+Last samurai>  2004.03.21

久しぶりに広島弁のシャワーを浴びて楽しかった。広島弁とはいえ林芙美子の母親役の女優さんが喋る尾道弁なので、
広島市内の言葉とはかなり違いがあるのだろうが、3年ほど広島にいただけでは同じに聞こえる。
 
林芙美子役を好きな大竹しのぶがやり、劇場が新神戸駅に隣接の新神戸オリエンタル劇場だから行きやすいというだけで、
何の予備知識もなく井上ひさしの「太鼓たたいて笛吹いて」という舞台劇を見に行った。
 
劇が始まるとすぐに懐かしい広島なまりのセリフが舞台で飛び交ってびっくりした。
脇役ながら芙美子の母親役は出番も多く、東京下落合の芙美子の家を主な場とする
この劇で尾道弁は直截な物言いで心に響いた。
 広島弁は「食べんさい、行きんさい」、「先生が来ちゃった」「するけー、やるけーの」など言葉尻だけ
真似るのは難しくはないが、言葉のアクセントが独特で簡単には身に着かない。自分ではしっかり喋れると思っている
新居浜弁、少しくらいならの北九州弁、四日市弁とは大違いだ。
 
広島弁と言えば、広島の花街の置屋の家に生まれ育った杉村春子は、俳優修行時代にいくら訓練しても広島訛りが抜けず、
おまえは俳優になるのは無理だからあきらめろと何年間も言われ続けたと聞く。
 
林芙美子は行商人の娘として門司で生まれ、転々としたあと、尾道から東京へ出て女工、女給など40以上の職業を
渡り歩いた後、作家になった。彼女は貧乏と放浪を売り物にして作家になったとそしられながらも当時の人気作家だったらしい。
戦前は従軍作家として、「お国のために」と<太鼓たたいて笛吹いて>時局に当たり前に協力した普通の日本の作家だった。


その彼女の戦前と、戦後全く違う活動をした事柄を昭和26年に47歳で急死するまで描いた演劇だった。
 余談ながら林芙美子が7歳で別れた実父の宮田麻太郎は、愛媛県周桑郡吉岡村(現・西条市)の生まれで、
母親の林キクは鹿児島の桜島にある古里温泉の出身であり、尾道に地縁、血縁はない。
 
 6人の俳優の歌詞とセリフには、表面上は何も特別なものはないのに、ひさし流であちこちに鋭利な短刀が潜んでいてどきっとする。
井上ひさしの歴史を見る目は上からの目線でなく、普通の一般人、行商人や二等兵や戦災孤児・浮浪児、傷痍軍人や戦争未亡人や
パンパンなどの目であって、井上ひさしが尊敬する司馬遼太郎の歴史感、目線とはかなり違う。
 
 それにしてもこの興行が一階から三階まで650席の新神戸オリエンタル劇場に、
補助椅子が出るほどの老若男女取り混ぜた幅広い集客をしているのは驚いた。
今回は大竹しのぶファンが主でなく芝居好きや井上ひさしファンが多かったのかもしれない。
 
大竹しのぶ以外のキャストは梅沢昌代、神野三鈴、松本きょうじ、阿南健治、木場勝己だったがどの一人も知らない俳優だった。
そしてどの役者もプロだった。自分が知らないだけでこの世界にも凄い人達が沢山いるんだと思った。生身の俳優が
目の前で演じる舞台劇はインパクトが強いし引き込まれるので、これからも時々見たいとは思うが、
シニア料金なら映画が6本見られる今の料金体系ではそうはいかない。
 
<別記> 「ラスト サムライ」を見ました。
 
もともと大金をかけたハリウッド映画に対し、何十億の興行収入を上げるためには手段、内容を選ばず
何でもやる連中という偏見が辛好にはあります。
 
そしてこの映画には「タイタニックなど最近ハリウッド映画が好収益を上げている日本市場をターゲットにして、
次は何が当たるかマーケット調査を十分にやった結果、日本で人気があるトム・クルーズを主演にしたサムライ映画を
作れば必ず当たる」という読みで作った映画だと思っていました。
 
そして映画の日本公開前後にタイミングよく渡辺謙をオスカーの助演男優賞にノミネートしたのもその線に沿った
興行戦略の当然の方策だと思っていました。
 
アンタ何ひねくれまわしたアホな事考えてんねんと、このヨミを裏切ってくれたら面白いなあと思って見に行きました。
結果は;
 
①西郷の侍→さいごぅのサムライ→ラストサムライ。(洒落にもならん。)
勝元が登場する場面から、なんで明治10年に明治政府に反旗を翻す最後の士族の長たる渡辺謙さんが演じる勝元(どうも西南戦争を下敷きにしており、
西郷隆盛がモデルのようでもある)が英語ベラベラ喋るんだ、と思ったとたんもう違和感が一杯でした。
 
②そういう目で見るとインデアン討伐の騎兵隊上がりの主人公がシャイアン族かスー族ならぬサムライ族の捕虜となったが、
同志意識に変わり(白人が一人インデアンの捕虜となり一緒に騎兵隊と戦う西部劇のダンス ウイズ ウルヴズと同じ構図)
滅ぼされる一族と共に戦うという絵柄に見えてきました。
 
③そして日本は130年前からアメリカさんに軍事技術を教えてもらわんと、どうにもならんかったらしく、お願いして当時はるばる
太平洋を越えて日本陸軍に教えに来てもらった軍事教官クルーズは当時のアメリカ陸軍たる騎兵隊のたかだか元大尉だったのです。
いやあ知りませんでした。
 
④戦闘場面は経費の安いニュージーランドでロケをしたので、吉野山中と言うのに日本では見たことことない木々が仰山生えているは、


明治10年なのに黒澤映画ばりの鎧冑の騎馬武者軍団が霧の中から現れるは、ニンジャらしき集団の襲撃場面が脈略なくあるは、
思わせぶりな寺の本堂の読経場面が出るは、どんなに撃たれてもトムは死なんは、(セキニンシャデテコイと言いたい)

キリがないので止めますが、この「チャンバラ映画を一回作ってみたかったアメリカ映画人の夢」をかなえたハリウッド製時代活劇は、
「武士道」がどうのこうのと思わせぶりな厚化粧をして日本に送り出されて来ました。なんと見事なハリウッド資本のビジネス根性。
これはマーケット別に特性を抑えて展開した映画ビジネスの成功例だろうな・・・
というのが辛好の結論でした。
 
おそらく彼らは戦略どおりに事を進め、予定以上の利益を上げただろうと思います。
 
さはさりながら映画好きな方は「ホンマはどんなんやねん」と劇場へお出かけの上、
どうぞご自分の目でこの映画をご覧ください。
 
(戦後すぐの連合軍GHQ文化統制部の強制でもあるまいに、アメリカのご指導が
なければ明治維新も潰れていたといわんばかりの国辱映画?に、よくぞ出演する日本
の俳優がおったもんだ。よほど出演料が良かったんやろな。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

圧力発言で”西村大臣の乱”「菅首相らも打ち合わせに出席」河野大臣のワクチン弁明に自治体が怒り    MSN.com

2021年07月14日 | SNS・既存メディアからの引用記事

画像クリックで全文に飛びます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京で内閣支持率が大幅低下28%、コロナ・五輪に厳しい目…読売世論調査 : 世論調査 : 選挙・世論調査 : 読売新聞オンライン

2021年07月14日 | SNS・既存メディアからの引用記事

画像クリックで全文に飛びます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 ネットで拡散するか? 東京の飲食店に「自公以外に投票」ポスター   成毛真さん が Facebookで発言し堀江政経塾の塾長がポスター案を作製

2021年07月13日 | ゲストルーム

 

 

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------

東京新聞7月13日付朝刊

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日乗    7月12日   新型コロナ・ワクチン接種2回目

2021年07月13日 | 阿智胡地亭日乗

  歩行数  1967歩  歩行距離1.3㎞  病院 持ち帰り寿司店 往復  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体罰や暴言を受け続ける子供の脳は変形する。 サイエンスZERO「子供の脳を守れ 脳科学が子育てを変える」  回復させることもできる研究が進む・・・

2021年07月13日 | SNS・既存メディアからの引用記事

再放送 NHK Eテレ 7月17日 土曜日 午前11時~11時半

慢性的な体罰や暴言、育児を放棄するなどのネグレクト。こうした不適切な養育が子どもの脳を傷つけることが、脳科学の画像診断で明らかになってきた。

脳はどのように影響を受けるのか。脳の神経回路や免疫機能のメカニズムの解明も始まっている。

一方、傷ついた子どもたちを治療し成果を上げてきた医師たちは、脳は回復させられることを証明してきた。

子どもの脳を守るために知るべきこと。科学の視点から子育てに向き合う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿智胡地亭便り⑮  #55<映画館で映画を観る>   こんな便りを2002年頃からメールで友人知人に発信した。

2021年07月13日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

#55<映画館で映画を観る>   2004.03.12

このところ立て続けに「半落ち」、「Seabiscuit」、「Last Samurai」の3本の映画を見た。
 7年前、広島勤務の一年目の或る土曜日に、ワーナーマイカルのシネマコンプレックスに行ったのが、
久しぶりに映画館に行って映画を見るようになるきっかけだった。

 
それまで20年ほど映画はビデオを借りてくるか、テレビで見ればいいと思うようになっていた。
ところが北野武監督の「HANA-BI」の映画評を新聞と週刊誌でいくつか読んで、すぐに見たくなり
段原の広島サテイにあるワーナーマイカルシネマズへ行った。

 
行って驚いた。入り口が一つの映画館の中に、いくつかに別れた放映ルームがある。
同時に5本か6本違う映画をそれぞれの部屋で映しているという感じだった。
 
座席は大きくゆったりしていて床もなだらかに傾斜しているから、前の席の人の頭が
邪魔で見えにくいと言うことも無い。座席数もこじんまり少なくて落ち着く。
当然ながら、笛吹童子、紅孔雀など新諸国物語、週変り東映時代劇3本立ての時代の
映画館の、あの懐かしくもいまいましいトイレの臭いは全くない。
  (それにしても千原しのぶさんは凛としながらも可憐で、憧れの人だった。)
 
「HANA-BI」を見て、暴力シーンは嫌だったが引き込まれて2時間ほど過ごした。

見に来て良かったと思った。ラストシーンでは暫らく涙が止まらなかった。
 当時はまだ隣の席の相方に涙を見られるのが嫌で、横を向いてばれないように指で涙を拭いた。

そのころ相方は3ヶ月に一度ほど2,3日広島の単身マンションに来ていた。
 それから「Shall we dance」、「うなぎ」、そして中国映画の「山の郵便配達」、
韓国映画の「猟奇的な彼女」なども見てきて、昨年末は「阿弥陀堂便り」、山田洋次監督の
初めての時代劇「たそがれ清兵衛」を見た。どれも素敵に面白かった。
ほんとうに最近の映画は深いところでジーンとさせられる映画が多い。
そして堅いだけではなくどの映画も笑わせてくれるシーンがある。そこが邦画も昔と違う。
劇場の大きな画面で見る映画はテレビとは全く別物だ。
そしてテレビと違い、客が金を払って見に来てくれているということを製作側がわかっている。
当たり前だがコマーシャルに邪魔されないのもいい。
 
製作者側も投資金額がますます高額になり、投資を回収して利益を出すことに
シビアーにならざるを得ず、良質の映画を作れば客が来ることがあるという事も
わかってきたのだろう。
 それにこの世界は随分前から、世界が一つのマーケットになっている。そのぶん競争が厳しい。
客に受けず、入場者がなければ予定期間終了以前に上映打ち切りもある世界だ。
ビジネスとしては、もうとっくにシビアーな世界になっている。
 
そして低予算の映画でも内容によっては大ヒットすることがあるのも面白い。
 昨年からシニア料金の千円で映画を見ることが出来るようになった。有難いし気が楽だ。
通常の千八百円支払うのとは気分と財布が随分違う。ラストサムライのような駄作を見ると本当に頭に来るが、
千円だから時に当たり外れがあっても仕方がないと何とか慰められる。
 
神戸市内は火曜日がレデイズデイで女性料金がこの日は千円だ。
火曜日は我々のような二人で合計2千円の熟年カップルもちらほら見えるが、圧倒的に多いのは2人ずれや3人連れの女性達だ。
いまや、好奇心旺盛で人生を楽しむスベを知っているのはやはり女性だなとここでも思う。
 
◎次回は3本の映画の感想を書こうと思いますが、
「半落ち」と「Seabiscuit」は見られて損はないと思います。
もう何年も映画館に行かれたことがない方がおられたら一度ためされたら。
本には本の良さがあり、映画には映画の良さがあります。
 
今や映画にも、世界中でベテランと才能溢れる男女の若手が沢山
集まっているような気がします。


111本の映画を紹介している「阿智胡地亭シネマ館」はこちら

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

房総のむらのヤマユリが咲き始めた。   千葉県印旛郡栄町安食の住人から

2021年07月12日 | 下総の国の住人Kさんの寄稿アルバム集

55年前に四国は愛媛県新居浜市で知り合った栄町に住む友人のKさんからの便りです。⇒「梅雨とはいえ10日間毎日雨が降っています。
房総のむらのヤマユリが咲き始めたので梅雨の合間の晴れた日にカメラをもって散歩に出かけました。

ヤマユリは黄色い筋模様と赤褐色の斑点が個々の花ごとに違うので写真に撮って見比べるのも楽しみの一つです。
中には毒々しい赤色の斑点も有ります。

また雄シベは開花とともに劣化が始まるので開花間もない花を見つけないと綺麗な写真は撮れません。」

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミニトマトが赤くなってきた。ムラサキ山芋のツルの葉 シャンツアイは育ってます。

2021年07月12日 | 花・草・木・生き物

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿智胡地亭便り⑭  #53<諏訪の御柱祭り> #54<ジエッデイン・デデン>  こんな便りを2002年頃からメールで友人知人に発信した。

2021年07月12日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ


 #53<諏訪の御柱祭り>   2004.03.03

近年、勇壮な「木落とし」などで知られてきた信州諏訪地方の「御柱祭り」は、
延暦23年(804)の寅年から数えて今年で201回目の祭りになるそうです。
 
信濃毎日新聞のHPによると御柱祭りは、 「寅(とら)と申(さる)の年にあたる7年目ごとに行う諏訪大社の式年造営の祭りで、
諏訪市の上社本宮、茅野市の上社前宮、下諏訪町の下社秋宮、下社春宮の二社四宮の四隅に巨木を建てる。
併せて、古くは社殿の造営(建て替え)をしており、今回は宝殿を修復する。
上社、下社それぞれに「山出し」と「里曳(び)き」があり、3日ずつ、計12日間行う。
今回は2004年4月2日から5月10日の間に繰り広げる。」
 
信濃毎日新聞HPに「2004御柱祭り」 という頁が新設されました。
2/28の記事に、先般、諏訪湖の「御神渡り」でご紹介しました亡父の実家の氏神である八剣神社の
「御柱祭り」
(クリック)の記事が出ていましたので、ご紹介します。
諏訪大社の御柱祭りのあと各小宮(諏訪大社の子社、各地区の氏神を小宮と呼ぶ)でもそれぞれの御柱祭りをおこなうそうです。





 
小宮も準備熱気 八剣神社の氏子ら綱打ち(2/28)

2月28日(土) 掲載 

諏訪大社御柱祭の準備が本格化する中、大社の御柱祭の後で行われる各地の小宮御柱祭準備が始まっている。
多くが秋以降に行われるが、地域のきずなを深める大切な催し。大社の準備に劣らず、熱気が高まっている。
 諏訪市小和田ではこのほど、八剣神社の御柱祭に向けて地区十五区の氏子らが地域の 公民館近くや
駐車場など計八カ所に分かれて綱打ちに取り組んだ。
 伝統的に「一之御柱」の男綱を打つ湯小路区では地区公民館横の広場に百二十人余りが集合。
法被姿の男衆が地元農家が育てた稲のわら束を継ぎ足しながら、「せいの」「おっ」「せいの」「おっ」と 威勢良く声を掛け合い、
綱をより上げた。女性や子どもたちは出来上がった元綱のけばを はさみで丁寧に切りそろえた。
 区御柱掛(かかり)長の藤森勇一さん(47)は「綱に向いたわらにしようと、二年前から皆で 稲の品種を考えてきた。
綱打ちは地域が結束するいい機会になった」と笑顔。
主婦木村敏枝さん(53)は「綱を握る人の手に、けばが刺さらないように…」と扱うはさみに 気持ちを込めていた。
 八剣神社の御柱祭は三月二十日に上諏訪の社有林で本見立て。八月に伐採し九月に 山出しと里曳(び)きを行う。

八剣神社神戸市東灘地区氏子(1名のみ)大総代(Unauthorized)     

 阿智胡地亭 辛好 謹白

#54<ジエッデイン・デデン> 
 2004.03.10

 「あのう、昔のトルコの軍隊の行進曲で、ずいぶん前にテレビドラマの阿修羅のごとくのバックに使われていた曲が
入っているCDはないかなあ?」
 
外出して相方がレコード店に入る度に、自分はもう何年も行進曲の棚を探して来たが、
この曲が入ったCDを見つけることが出来なかった。
 
テレビドラマの「阿修羅のごとく」は昭和54年と55年にNHKで放送された。
そしてそのバックにこの曲が使用された。
なんとも不思議なメロデイーとリズムの曲だが、一度聞いていいなあと思った。
そしてシリーズが終わる頃には何とか口笛で吹けるようになっていた。
放送が終わってから録音しておけば良かったと思ったがもう遅かった。
 
向田邦子原作のドラマも面白かったが、この曲を聴きたいためにこのテレビドラマを
見ていたこともあったかも知れない。
 
長年探しても見つけることが出来なかったので、この曲を入れたCDはないのかも知れないと思うようになりだしていた。
しかし最近は本屋も店員が本のことを良く知っていて書名か作者名を言うとすぐ棚を教えてくれたり、
棚に案内してくれることを思って、レコード屋もそうかも知れないと思い、その日入った堂島アバンザのレコード店の女店員に聞いてみた。
 
「はい、それってジエッデイン・デデンという曲じゃないでしょうか」と彼女はすぐにしかも迷わず言いながら歩き出した。
私は「曲名は知らないんだけど・・もう随分昔のことで・・」などと口の中で我ながら訳の分からないことをモゴモゴ言いながらついて行った。
 
(外国の音楽)という棚のところに連れていかれた。いままで目に入らず素通りしていた棚だった。
彼女は迷わず「トルコの軍楽-オスマンの響き」というCDを取り出して渡してくれた。そしてこれ結構出るんですよと言った。
 
収納曲の一番先に「古い陸軍行進曲 ジエッデイン・デデン(祖先も祖父も)」というのがあった。
直感的にこれだと分かった。1999年8月6日発売となっていた。
もっと早く店で聞けばよかったと思った。 この曲のフアンが世の中に沢山いるようで嬉しかった。
 
向田邦子さんは昭和56年の8月22日に台北から高雄行きの飛行機が空中分解した事故で亡くなった。
この曲を口笛で吹くと、彼女が書いた面白いいろんなドラマが頭に浮かぶ。
余談ながら、私はその1週間後に出張で同じ路線の飛行機で高雄に行ったが乗客は5人しかいなかった。
当時高雄の中国鋼鉄の新製鉄所の設備商談が山場で、日本のメーカー各社から人が多く通っており、
月に一度の出張のたびいつもチケット確保が大変な路線だったのだが、事故の後はしばらくガラガラだった。
 
早く聞きたくて、レコード店の近くのスナックでこのCDをかけてもらった。
時間が早くて他の客はいなかった。懐かしい響きが流れてきた。間違いなく探していた
あのトルコの軍楽隊の曲だった。2月に大阪歴史博物館のトルコ3大文明展に行ったが、
期待していたが会場でも販売していなかった。そのときがっかりしただけによけい嬉しかった。

 
聞いていると断片的にドラマの場面も浮かんでくる。それにもましてやはり曲自体がいい。
後から出勤してきた別の女性が店に流れるこのトルコの軍楽を聞いて「どこの球場の野球実況やってるの?」と聞いた。
ちがう、このCDをかけてるんやというと「エ~、阪神の応援団の応援が聞こえてるとばっかりおもてた、
そやけどまだシーズン前やしおかしいなあとおもた」と言う。そう言われれば他の曲はどれも本当に球場の
ラッパや太鼓の応援そのものにも聞こえる。
 
西暦4世紀に出来た世界最古のトルコ陸軍軍楽隊の音楽は、やはりアジアの音楽の源流の一つかも知れない。
理屈ではない懐かしい気持ちが湧いてくる不思議な曲だ。
焼酎のお湯割りを飲みながらこのCDを聞いていると、トルコの音楽がシルクロードを通って中国に入り、
中国経由で日本に来て、演歌の源流になったに違いないと思えてくる。

CEDDİN DEDEN


【和訳付】ジェッディン・デデン/Ceddin Deden【トルコ軍歌】〈Remake〉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「外国人だからというだけで、アパートを貸してもらえなかった」日本社会にも根強く残る、日常の中での差別観。BLOGOS

2021年07月12日 | SNS・既存メディアからの引用記事

一部引用・・・サッカーのフランス代表でもあるFCバルセロナのグリーズマン選手とデンベレ選手による差別的発言問題。バルセロナのスポンサーでもある楽天の三木谷浩史会長が正式に抗議することを表明、さらにウイニングイレブンなどで知られるゲーム大手コナミがグリーズマン選手とのアンバサダー契約を解除することを発表。チームが謝罪する事態に追い込まれた。両選手もSNSで謝罪するとともに「差別の意図はなかった」と釈明した

・・・・・中略・・・・

ジャーナリストの佐々木俊尚氏は「日本人は同じ村の人間同士は尊敬し合って親しみがあって調和しているんだけど

その外側は全てよそ者、つまり同じ共同体の中に入れば受け入れる、という感覚がある。

多少の不快感や、未知ものに対する違和感も含め、“いろんな人がいるんだからいいじゃないか”っていう感覚を

積み上げていくのが、多様性の本質だと思う。

それなのに、みんな必ず仲良くしなきゃいけない、という勘違いもあると思う」と指摘した。

 

画像クリックで全文に飛びます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エマニュエル・トッドの「大分断」を読む。 高等教育を受ければ受けるほど集団的に知性の自己崩壊を起こしていく現実。しかも世界共通で同じことが、

2021年07月10日 | 乱読は楽しい

サイトの「大分断」の内容紹介⇒著者は本書で「現代における教育はもはや、社会的階級を再生産し、格差を拡大させるものになってしまった」と断言する。
かつては平等の象徴であった教育だが、今や高等教育の階層化がエリートと大衆の分断・対立を招き、民主主義の機能不全とポピュリズムを生んでいる。
本書では、教育格差を軸として、先進各国で起きている分断の本質を家族構造が能力主義・民主主義に及ぼす影響や地政学的要素を鑑みながら、鮮やかに読み解いていく。
日本の未来、そして変質する世界の行方は。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎ お金と地位のある階層の子供は親の属している階層を引き継ぐために教育の金を親に払ってもらい金のかかる塾に通い、家庭教師につく。そしてブランド中学・高校・大学に入る。

その後を追う一段下の階層の人間も自分達の子供を一段高い階級に持ちあげてやろうとして、無理をしても高い教育費を担っていく。

その間に青少年少女が目的とするのは学問ではなく、受験競争に勝ち抜くことだ。自分がなんとしても勝ち組に入るために貴重な成育時間の殆どの時間を受験勉強に使っていく。

 そこには他者と共生して生きて行くことを身に着ける場も時間も指導者もいない。それらの青少年少女は公徳心や倫理観が育たないまま世にいうエリートとして社会人になる。

その結果として現れる現代のエリートと称される勝ち組は 集団的に知性の自己崩壊を起こし それぞれが順応主義に染まった愚かな人間の集まりになっている。

 著者は高等教育が無能なエリートたちを生み出したとまで言う。

 この事態は欧米やロシア中国でも同じで、世界的に今や高等教育の階層化がエリートと大衆の分断・対立を招き、民主主義の機能不全とポピュリズムを生んでいると言う。

この現状はこれからのサピエンス社会にいいことはないと著者は懸念する。この状態が続くとサピエンス社会そのものが内部崩壊すると予言している。

著者がそこまで詳しく日本の現状を知らないせいか、また日本人向けに書き下ろしている故か、日本の高等教育の現状分析に甘さを感じるが、

それでもここまではっきり今や教育が、社会的階級を再生産し、格差を拡大させるものになっていることを率直に記述する本は初めて読んだ。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍前首相と菅首相の五輪をめぐる主な発言

2021年07月10日 | SNS・既存メディアからの引用記事

引用元

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする