5月21日に、松川村観光協会主催の「雨引山トレッキング」に参加してきました。雨引山(あまびきやま、標高1,371m)は、有明山の前方に位置している里山ですが、県内でもあまり知られていないと思います。「雨引山」というのは、雨乞いの山という意味だそうで、山頂には地元の神社の奥社があります。当日の参加者は20名ほどでしたが、松本ナンバーの地元の方がほとんどでした。
ごくゆっくりとしたペースで、周回コースを回りました。歩行時間は、上り2時間10分、下り1時間20分で、約3時間30分でしたが、早い人ならかなり短縮できると思います。登山道の左右には3種類のツツジやシャクナゲなど花がたくさん咲いていて目を楽しませてくれました。下山後は、すずむし荘で入浴し、ジャズ喫茶「M-Gate」で珈琲を飲んできました。『登山、温泉、ジャズ』と、休日を満喫しました。
【行 程】
安曇野市自宅発 7:40
馬羅尾高原(ばろおこうげん)林遊館駐車場着 8:10
林遊館出発 8:40
雨引山登山口 8:53
第1の鉄塔 9:13~9:20 (休憩)
第2の鉄塔 9:48~9:57 (休憩)
下山道分岐 10:51
雨引山山頂 11:12~12:03 (昼食休憩)
山頂から下山開始 12:04
下山道分岐 12:19
大和田神社奥社入口標識 13:09
雨引山登山口 13:16
林遊館到着 13:25
すずむし荘(温泉) 13:40~14:30
ジャズ喫茶「M-Gate」 14:35~15:35
安曇野市自宅着 16:00
【往 路】
馬羅尾高原(ばろおこうげん)林遊館受付。
出発。しばらくは舗装された林道を行きます。僕は、最後尾の方にしました。
登山口。右手に折れて針葉樹林の中を上っていきます。
傾斜が若干あります。ヒノキが登山道にそってあり、並木の横を歩いていく気持ちのいい道です。話を聞くと、もともとは東京電力の鉄塔保守のために整備された道であったようです。
鉄塔(1)のところで休憩。上りが少し続き、中高年者がほとんどなので、やれやれといった感じでした。
休憩後ですが、上りが続きます。
平らなところに出ました。
鉄塔(2)で休憩。
鉄塔付近から見える唐沢山。平成14年まで国土地理院の地図に雨引山が誤って唐沢山と記載されていたそうです。訂正依頼をして直してもらったそうです。誤った情報が流れて、雨引山の存在が知られていない一つの要因になっていたと思われます。
熊の倉岩。左に下りていく道があって、注意して下りれば大丈夫です。
熊の倉岩を下りてきたところ。この付近に季節によりますが、イワウチワの群生が見られます。本年はすでに花は終わってしまいました。
登山道は左手が眺望がきくようになってきて、有明山が見えます。
若干の上りになりますが、広葉樹もあり、視界も開けて気分のいい道筋です。
大きな岩が根元にある五葉松です。登山道の脇にあり、目印になります。
下山道の表示。復路は、下山道を下りました。
餓鬼岳。
霞んでいますが、爺ヶ岳が見えます。
山頂手前は、平らです。
山頂にある大和田神社の奥社。
雨引山山頂。鳥居がありますが、上ってきた道とは逆向きです。信仰しているから見て正面です。
二等三角点。
山頂から、松川村から大町市にかけての眺望。霞んでいました。
(2)に続きます。(2)では、復路の様子、であった花、立ち寄った温泉、ジャズ喫茶を掲載予定です。