11月13日(日)に小谷村の大渚山(おおなぎやま、標高1,566m)に登りました。Sさん、Aさんと一緒で、お世話になりましたが、今シーズンこのメンバーで上る最終の登山ということで、盛り沢山のお楽しみ日程でした。予報どおりの快晴に恵まれて、眼前に冠雪したばかりの北アルプスや雨飾山、さらには日本海も望めました。
山を下りてからも、鎌池散策、山田旅館での入浴、そばや「蛍」での食事、白馬村内のアウトドアショップ巡りと、秋の一日を満喫しました。登山道には雪や落ち葉があって、特に下りは滑りやすく、ゆっくりと歩きました。歩行時間は、上り1時間26分、下り1時間10分、計2時間36分でした。
(行 程)
(登山口まで) 長野市7:30~小谷村湯峠駐車場9:05 (白馬長野有料道路経由)
(登 山) 湯峠駐車場9:15~東峰10:26ー10:33(休憩)~山頂10:47ー11:01(眺望タイム)~東峰11:14ー11:45(休憩ティータイム)~湯峠駐車場12:41
(立ち寄り場所) 鎌池、小谷温泉山田旅館、そばや蛍、白馬村のアウトドアのお店
【日高トンネル、湯峠駐車場~東峰~山頂】
白馬長野有料道路の日高トンネルを抜けると北アルプスの絶景です。左から、鹿島槍ヶ岳(2889m)、五竜岳(2814m)、唐松岳(2696m)。写真は小さいですが、実際には雄大で迫力があります。
トンネルから少し進んだ地点からの、鹿島槍ヶ岳。この道路は、長野オリンピックの際に選手輸送用として整備されましたが、このルートを進むに連れて、気分が高揚します。なお、長野白馬間の定期バスのルートにも当たります。
湯峠駐車場に到着。10台程度は駐車できそうな広さです。
大渚山登山口。
道には雪が残っていて、落ち葉も多くて、かなり滑りやすい状態でした。登山口からしばらくは若干傾斜のきつい上りが続きますが、距離が短いので苦にはなりません。
ぬかるんでいるので、道の端を通過していきます。
ブナの木に表示があり、目安になります。400m毎に5つあるので、全長は2kmです。ここは800m地点。
概ねブナの林の中を行きますが、開けているところもあります。
大渚山の東峰が見えます。
このあたりは、地すべり地帯です。砂防事務所で設置した標柱も滑っていました。
振り返れば、雨飾山。深田久弥の日本百名山の一つです。今年登りました。
次第に平らになってきますが、雪が残っていて、20~30cmくらい積雪がありました。
東峰の手前近くですが、右に切れ込んでいるので注意した場所です。
反対側から見たところ。
上ってきた方向を撮影。
展望台(西峰山頂)と東峰の分岐。
東峰にある三角点。東峰の方が標高は高いようです。
東峰にはベンチがあったので、西峰の展望台へ行き、ここへ戻ってきて、お茶にすることにしました。
東峰からの大渚山山頂方向と、はるか向こうには北アルプス。
東峰から糸魚川、日本海方向の拡大。
東峰からの雨飾山。
東峰から分岐へ戻り、右に折れて展望台を目指します。山頂付近は平らです。
展望台と大草連への道との分岐。
大渚山頂上の標柱。展望台のすぐわきにあります。
展望台。階段が一つ抜けていたので、注意。
北アルプス北部。白馬岳、雪倉岳、朝日岳が見えます。雪倉岳と朝日岳はくっりきと冠雪しています。
右は日本海です。北アルプスは日本海へ続いているのがよくわかります。
南の方面も入れてみました。逆光でよく見えていません。
左から、白馬岳、雪倉岳。白馬岳の手前に白馬乗鞍岳。
白馬岳。
雪倉岳。優美な姿で、いつか登ってみたいのですが、僕には厳しくて無理かもしれません。
朝日岳。
真ん中あたりから右へ、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の白馬三山。
五竜岳、唐松岳、白馬三山。
左端に槍ヶ岳が見えます。
(北、東の方向)
展望台から雨飾山。
高妻山
妙高山。
戸隠山。
黒姫山。
日本海。
(2)へ続きます。(2)では、下山、鎌池、温泉などについて記します。