長野駅前に東急レイホテルが11月16日にオープンしました。この建物は、サンルートホテルとして営業されていましたが、同ホテルの近くへの移転後、1階から上は空きビルになっていたので、東急レイホテルの営業開始は、賑やかさが戻って、結構なことです。昔、出張やプライベートで、かなり東急ホテルズを利用していたので、このホテルの名前には親しみを感じます。 親しみやすい歌声です。
KARIN PLATO (カリン・プラトー)
DOWNWARD DANCING (karinplato 2006年録音)
カリン・プラトーは、カナダの歌手で、ジャズ批評誌2012年9月号の特集「いま旬の歌姫たち」にも掲載されたのですが、知名度はかなり低いように思います。ダイアナ・パントン、エミリー・クレア・バーロウ、バーブラ・リカなど続々とカナダの女性歌手が紹介され国内盤CDも発売されています。彼女らに比して、紹介されることは少ないですが、4ビート主体の落ち着いた歌を歌うカリン・プラト―も忘れることができません。
メンバーは、カリン・プラト―(vo)、Nancy Walker(p)、Steve Wallace(b)、Joel Haynes(ds)。Nancy Walkerは、カナダのトロントを本拠として活躍するピアニストで、彼女のホームページを見ると7作のCDを作っています。フレッド・ハーシュに教えを受けたことがあるそうで、適度なグルーヴィーさと弾き過ぎない伴奏で、好感が持てます。エミリー・クレア・バーロウの伴奏者として来日したことがあるようです。
曲は、スタンダードとプラトーの自作です。スタンダードが、「Gypsy In My Soul」、「Let There Be Love」、「So In Love」、「He Was Too Good to Me」、「Falling In Love With Love」、「Sometimes I'm Happy」、「You Are Too Beautiful」、「Oh, What A Beautiful Morning」、「Sometime Ago」、「Hi Li Li Hi Lo」。彼女の自作が、「Shoe Passion Blues」と「Downward Dancing」。Sometime AgoとHi Li Li Hi Loはメドレーです。「Let There Be Love」と「Oh, What A Beautiful Morning」は、ペギー・リーの歌唱が忘れられませんが、プラトーがどう歌うか興味が湧きます。
カリン・プラトーの歌は、大人のヴォーカルという趣です。彼女のコントラルトの声に加え、ウォーカー(p)のヴォーカルに寄り添った伴奏で、じっくりとメロディーや歌詞を楽しめます。ミディアムテンポでゆったりと歌った「Let There Be Love」は、伴奏も含めて特筆もので、スローバラードの「He Was Too Good To Me」もかみしめるように歌っていて、情感が伝わってきます。「Falling in Love With Love」では、ヴァ―スを歌っていて、他の歌手が普通は取り上げないので、この点も特長の一つ。プラトーのオリジナル曲では、ベースの伴奏だけで歌った「Shoe Passion Blues」が面白かった。
【Karin Plato ホームページ】
【Nancy Walker ホームページ】
【長野東急レイホテル】
長野駅前に立地しています。観光とビジネス客用のホテルで、レストランは朝食の時間だけ営業するようです。会議室などもないので、地元の人が使えるホテルではありませんが、街の賑わいにつながればよいですね。なお、地下には飲食店が入っています
駅前のペデストリアンデッキから撮りました。
この前の歩道は、結構人通りがあります。
エレベーターで2階に上がるようになっています。お祝いの花が飾ってありました。
地下は、飲食店が入っています。