2月26日(月)に所用で東京へ行ったので、帰りにライブハウスLydianで、門馬瑠依(もんまるい、vo)のライブを聴いてきました。昨年の秋に、安曇野市のいさつ歯科で、彼女の歌を聴いてスキャットなどが面白かったので、今回リーダーライブに出かけたものです。
(出 演)
門馬瑠依(vo)
海堀弘太(p)
若井俊也(b)
門馬瑠依(vo)。座った席からはライトがまぶしくて、鮮明に撮れていません。
海堀弘太(p)
若井俊也(b)
(曲 目)
Just Squeeze me
What is This Thing Called Love (恋とは何かしら)
Waltz for Debby (ワルツ・フォー・デビー)
Don't Get Around Much Anymore
Prelude to A Kiss
Flor de liz (フロージリス)
The Boy Next Door
(休憩)
I didn't Know What Time It Was (時さえ忘れて)
I'll Remember April (四月の思い出)
Poor Butterfly
The Gravy Waltz
Bésame mucho (べサメ・ムーチョ)
Blame it On My Youth
Them There Eyes
(アンコール)
September in The Rain (九月の雨)
(感 想)
門馬瑠依の伸びのある聴きやすい素直な声で、スタンダード曲などを楽しむことができ、よいライブでした。彼女は、スキャットも用いるなど即興の要素も結構あり、ジャズ・ヴォーカルらしさもうかがえました。Lydianに出演するのが初めなので、好きな曲をもってきたと話し、曲の紹介も丁寧でした。
前半は、デューク・エリントン作の曲を中心としたもので、後半はサラ・ヴォーンが歌った曲をサラのアレンジを借りるなどして歌っていました。「What is This Thing Called Love」では、急速調のテンポが心地よく、ピアノとヴォーカル(スキャット)のやりとりにスリルがありました。バラードの「Prelude to A Kiss」では、声の質は異なりますが、ちょっとキャロル・スローンの歌を想いだしました。
後半は、ヴァースから熱演をしてくれた「Poor Butterfly」や明るく華やかにスイングした「Them There Eyes」など印象に残りました。ピアノとベースというドラムス抜きの伴奏ですが、若井俊也(b)がリズムキープをしっかり行っていて、この編成でも充分でした。海堀弘太(p)も「Them There Eyes」などにおける長いソロなど、スイングしていました。
門馬さんと休憩時にちょっと話をして、最初に出したCDを購入しました。彼女はジャズに限らずいろいろな傾向のものを取り上げていますが、当夜のデューク・エリントンとサラ・ヴォーンに因んだレパートリーはよかったので、またジャジーなものを聴いてみたいと思いながら、神田駅に向かいました。
【門馬瑠依ブログと購入したCD】
monma-rui-jazz (アメーバブログです。プロフィールも掲載されています。)
「Decision」。ジャズスタンダードと彼女のオリジナル曲が収録されています。
【Lydian】
本日の出演者
生ビールとキッシュを注文。