ズートシムズファンクラブの会報「ZOOT CASE Vol.2」が完成して配布されました。今号も会員の皆さんの投稿や幹事の皆さんの記事が面白く、あっという間に読み終えました。事務局の万木さんのご尽力に感謝申し上げます。合わせて、最近読んだジャズ関連雑誌を備忘的に載せました。
【ZOOT CASE Vol.2】
表紙
ズート・シムズの来日時における日本人奏者とのセッションに関する上不さんの記事。
ズートシムズファンクラブ会長の金坂さんのデイブ・ペルに関する記事。デイブ・ペルを取り上げる人はまずいないので、貴重。
ジャズ・コージースポットとして、ジャズ喫茶が紹介されています。こちらに掲載の「Shelter People」(横浜市)は、一度お邪魔したことがあります。
【The Walker's】
この雑誌は季刊ですが、特徴があるので購入しています。
目次です。ジャズのベーシストに焦点を合わせた記事が多く見受けられます。
今号のジャズ・スーパー列伝は、トゥーツ・シールマンス
ボブ・カニンハムの名前は懐かしい。
【ジャズ批評2018年7月号】
定期購読しています。今回の特集「ハード・バップの大名盤」といったように往年の日本のジャズファンの好みに合わせた記事も多く、そのへんが継続している理由でしょうか。
生誕80年を記念してのリー・モーガン特集とハードバップの名盤紹介
目次。ハードバップの大名盤 ディスク・カタログには、従来類書などで、あまり紹介されていないものも入っていました。以下、気になったものを掲載。
トロンボーン奏者のスライド・ハンプトンのアルバムが名盤として取り上げられること自体が珍しい。CDで持っていますが、好きなアルバム。
オスカー・ペティフォードは優れたベーシストですが、ハードバップとして取り上げられるのはあまりないかもしれません。「Bohemia After Dark」を演奏しています。
ジャズを聴き始めたころ、毎日聴いていた懐かしいアルバム。
オスカー・ピーターソンをハードバップのピアニストといっていいかどうか疑問は残るものの、名盤には間違いありません。
マイルス・デイビスのものも何枚も取り上げられています。これは、ジャケットが気に入っているので、レコード(OJC盤)を持ち続けています。