11月も半ばになったので、「2021年版長野県民手帳」を購入しました。信濃美術館リニューアルオープンのお知らせがあり、県歌「信濃の国」の歌詞がやや読みにくくなっているのが残念ですが、ロングセラーの手帳だけに本文は使いやすい。ロングランを誇ったミュージカル「マイ・フェア・レディ」のジャズ化アルバムを。
SHELLY MANNE (シェリー・マン)
MY FAIR LADY (Contemporary 1956年録音)
茂木大輔著「交響録 N響で出会った名指揮者たち」(拙ブログの紹介記事はこちら)を読んだところ、アンドレ・プレヴィン(p)の音楽に対する著者の評価が非常に高く、改めてプレヴィンの演奏をジャズでも聴いてみたくなり、本作はよく知られているものですが、今回アップすることにしました。
メンバーは、アンドレ・プレヴィン(p)、リロイ・ヴィネガー(b)、シェリー・マン(ds)。ドラムスのシェリー・マンのリーダー作ですが、実際にはピアノ・トリオの作品です。若い時のプレヴィンのジャズアルバムは多いですが、シェリー・マン名義の本作やダイナ・ショア(vo)の歌伴は、中でも傑作ではないでしょうか。
曲は次のとおり。
1 Get Me to The Church On Time (教会に間に合うように行ってくれ)
2 On The Street Where You Live (君住む街で)
3 I've Grown Accustomed to Her Face (彼女の顔に慣れてきた)
4 Wouldn't It be Loverly (そうなったら素敵)
5 Ascot Gavotte
6 Show Me
7 With A Little bit of Luck (ちょっぴり幸せ)
8 I Could Have Danced All Night (一晩中踊れたら)
全て、アラン・ジェイ・ラーナー作詞、フレデリック・ロウ作曲のミュージカル「My Fair Lady」からの曲です。ミュージカルは1956年3月の初演ですが、本作の録音は1956年8月なので、初演から半年経たないうちにジャズ・ヴァージョンのものが作られたわけで、原曲の良さを物語っています。
「My Fair Lady」に登場する曲は、今やほとんどスタンダード曲です。それをごく早い段階でジャズ化したシェリー・マンは慧眼といってよく、演奏の方もアンドレ・プレヴィンの流麗なピアノ、スイングするリロイ・ヴィネガー(b)、シェリー・マン(ds)の小気味よいブラシなどにより、頗る楽しいものになっています。例えば、「On The Street Where You Live」における間をとったプレヴィンのプレイにはコクがあり、「I've Grown Accustomed to Her Face」でもピアノの音色の美しさが際立っていて、ロマンチックでエレガント。
【2021長野県民手帳、高崎で群馬県民手帳を見つけてびっくり】
表紙カバー。近くのセブンイレブンで買ってきました。
県歌「信濃の国」の歌詞が掲載されています。
県木:しらかば、県花:りんどう、県鳥:らいちょう、県獣:かもしか
主に左側にスケジュールを記入し、右には簡単な日記を書いています。資料編には市町村統計などをはじめ、いろいろとあり、便利です。
長野県PRキャラクター「アルクマ」のシール。2021は、感染予防がテーマになっています。
高崎駅のビル内にある「くまざわ書店」で『群馬県民手帳』を売っているのを見かけました。長野県だけでなく、他の県でも作っているのを初めて知りました。なかなかいい感じの手帳です。
積んであったので、群馬県民手帳は売れ行きがいいのでしょう。