安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

レイ・ブライアント「RAY BRYANT TRIO(EPIC)」とJR西日本「西NAVI北陸2020年11月号」 の話題

2020-11-15 19:30:04 | ベース・ドラムス

先日、新幹線に久しぶりに乗りましたが、車内に置いてあったJR西日本のPR誌「西NAVI北陸2020年11月号」が面白かったので持ち帰りました。身近な上越・柏崎関連の記事に加え、金沢に「湯涌温泉」という温泉地があるのを初めて知りました。行ってみたいところばかりです。身近に置いてあるアルバム。

RAY BRYANT (レイ・ブライアント)
RAY BRYANT TRIO (EPIC 1956年録音)

   

レイ・ブライアント(p, 1931~2011年)は、「Ray Bryant Trio」という名前のアルバムをEpicレーベルとPrestigeレーベルへ録音しています。有名なのはPrestigeのものですが、本作は1曲の演奏時間が短く淡々としていますが、それはそれでなかなかよいです。

メンバーは、レイ・ブライアント(p)、ワイアット・ルーサー(b)、ケニー・クラーク(ds)、ジョー・ジョーンズ(ds)、オシー・ジョンソン(ds)、キャンディド(bongo)。3回に分けて録音されており、ドラムスはそれぞれ異なる人が当たっています。コンガのキャンディドは2曲だけの参加です。

曲は次のとおり。

1  Cubano Chant (Ray bryant)
2  Off Shore (Leo Diamond)
3  Well, You Needn't (Thelonious Monk)
4  Cry Me A River (Arthur Hamilton)
5  In A Mellow Tone (Duke Ellington)
6  You're My Thrill (Jay Gorney)
7  Night in Tunisia (Dizzy Gillespie)
8  Goodbye (Gordon Jenkins)
9  Philadelphia Bound (Ray Bryant)
10  Pawn Ticket (Ray Bryant)
11  The Breeze And I (Ernesto Lecuona)
12  It's A Pity To Say Goodnight (Billy Reid)
レイ・ブライアントの自作が3曲ありますが、その他は、ほとんどスタンダード曲です。それぞれ2~4分ほどの演奏です。ジュリー・ロンドンのヒット曲「Cry Me A River」やアン・バートンが歌っている「It's A Pity To Say Goodnight」をどう演奏しているか興味を惹きます。

1曲の演奏時間は短いものの、しっかりスイングした曲から叙情が感じられるものまで、レイ・ブライアント(p)のきれいなタッチと和みの和音で寛げるアルバム。あまりブルージー過ぎずあっさりしているものよい。「Cubano Chanto」と「Night in Tunisia」には、キャンディドのコンガが入り、華やで力強さがあります。バラードの「Cry Me A River」と「Goodbye」は、原曲の良さを生かし、それぞれのムードを醸し出していて味わい深い。 

【西Navi北陸2020年11月号】

   

表紙

秋の京都のおすすめスポットとして「日向大神宮」が紹介されています。全く知りませんでした。

上越では、「岩の原葡萄園」、「道の駅うみてらす名立」、「上越あるるん村」が紹介されています。

柏崎では、「海辺のキッチン倶楽部もく」、「松雲山荘」が紹介されています。

福井市の「まつ田」というお店が紹介されています。カニが美味しそうです。

金沢市の湯涌温泉の紹介。金沢に温泉があるのは、不明にして初めて知りました。出かけてみたい。