山梨県立美術館のギュスターヴ・クールベ(1819~1877年)の海の絵画を中心とした特別展に出かけました。集められた70点以上の作品を鑑賞することができましたが、クールベの作品は力強く暗い色調のものが多く、まさに写実の作家という感じがしました。
ウィリアム・ターナーやウジューヌ・ブーダン、クロード・モネらの海関連の作品も展示されていて、僕はモネのものが最も気に入りました。鑑賞後は、美術館のレストランで昼食をいただき、観ただけですが芸術の秋という気分に浸りました。
美術館の前の歩道は、銀杏の紅葉がきれいでした。
看板
敷地内の小高い丘
ここからは富士山が望めます。当日は薄曇りでした。
館内に入ります。
ロビーコンサートが開かれていました。
クールベと海のポスター
ギュスターヴ・クールベ 『波』 1869年。これが代表的な作品でしょうか、波が盛り上がっていて、力強い。
ギュスターヴ・クールベ 『エトルタ海岸、夕日』1869年。
ブーダン 『浜辺にて』。海ばかりでなく、社交の様子を描いています。
モネ『アンティーブ岬』 1888年。このへんの色調が好きです。
クールベ『フランシュ=コンテの谷、オルナン付近』。1865年頃。クールベの出身は山岳地域でした。
ギュスターヴ・クールベ『岩のある風景』
ミレー館も観てきました。ミレーとパルビゾン派の作品が展示してあって、こちらもかなり見応えありました。
【レストラン Art Archives(アート・アーカイブス)でランチ】
美術館の併設らしく、壁には絵画がかかっています。
店内
セットのスープとサラダ
山梨県産のポークと野菜を煮込んだ料理にしました。
パン。
見た目よりもボリュームがあり、驚きました。ソースが美味しかった。
コーヒー。
【山梨県立美術館】
住所:山梨県甲府市貢川1-4-27
ホームページ:art-museum.pref.yamanashi.jp