安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

群馬県みどり市のジャズ喫茶「JAZZ INN BLUE CITY」を初めて訪れました。

2023-02-14 19:30:00 | ジャズ喫茶

群馬県みどり市のジャズ喫茶「JAZZ INN BLUE CITY」を訪れました。kimagure-oyajiさんの昨年11月の記事(リンク)を拝見し、是非行こうと思っていたのですが、ようやく実現出来ました。

広い店内に、JBLのスピーカーからズート・シムズ(ts)の温かなサウンドが流れてきて、感激。奧の部屋の別システムでクラシックも聴かせていただき、こちらも重低音まで再生されていて、また行きたくなりました。

外観。マスターの本業は、中古車販売で、ジャズ喫茶「JAZZ INN BLUE CITY」は、その会社の敷地内にあります。

店内。スピーカーから最も遠い席に座りました。そこから撮影。

コーヒー・カップのコレクションもすごい。ジャズ関連本も置いてあります。

鈴木勲(b)の「BLUE CITY」のジャケットが飾ってあります。店名の由来でしょうか。

(オーディオ装置)

スピーカーなど。ピアノやドラムスも置いてあって、ライブも開催しています。

スピーカーのアップ。

レコード・プレーヤー

アンプやCDプレーヤー。

入店時には、ジョニー・グリフィン(ts)のアルバム「The Kerry Dancers」がかかっていました。「Hush-Bye」を聴くことができて、まず出かけてきた甲斐がありました。

マスターから何かリクエストどうぞと言われたので、ズート・シムズ(ts)のアルバムをとお願いしました。ジョニー・マンデル集をかけてくれました。ズートは意外に高音を使っていて、それがJBLのスピーカーから透明感あるサウンドで再現されていました。

続いて、ズート・シムズの「On Ducrete-Thomson」(澤野工房復刻の10インチ盤)がかかりました。以上の3つのアルバムは、僕も持っていますが、オーディオ装置とリスニングルームが別格なので、僕が普段聴くものよりもはるかに素晴らしい再生ぶりでした。

ライブも主催されていて、4月15日のライブのお知らせ(チラシ)が置いてありました。

飲食物もいろいろあり、普通の喫茶店としても使えます。スパゲッティなどもあり、ランチも大丈夫です。つい、目に留まったアイスクリームを注文してしまいました(笑)。

珈琲。器も美しく、珈琲も純度が高くて美味しい。

追加でカフェオーレをいただきました。

(別室のシステムで再生)

奧の部屋で聴かせていただきましたが、このシステムと再生音にはびっくりでした。特にオーケストラの再生音が、セクション毎によく分離し、かなりな低音まで出ていました。クラシックは、前の方のスピーカーで鳴らしていました。

アンプ類

CDプレーヤーなど。

アリス=咲良・オット(p)の演奏するグリーグのピアノ協奏曲の冒頭からしばらくを聴かせていただきました。ピアノの音が生々しく、弱音も綺麗で、いい演奏だと思われたので、自宅に戻り、このCDをすぐ発注しました。

小澤征爾指揮ボストン交響楽団の演奏で、R・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」を冒頭から聴きました。低音が力強く再生されていて、この装置ありきです。

楽しんでいる間に、すっかりあたりは暗くなっていました。また訪れます。

【JAZZ INN BLUE CITY】

住所:群馬県みどり市笠懸町鹿4656
電話:0277-77-2702
ホームページ:Jazz inn BLUECITY (ameblo.jp)
            BLUE CITY (fc2.net)