安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

松本市の「木曽屋」で、田楽、馬刺し、鯉のうま煮、手打ち蕎麦でゆるーい会食。

2023-02-04 19:30:00 | グルメ

松本市在住の友人と打合せを兼ねて食事会を開催。彼の案内で、1887年(明治20年)開業の田楽のお店「木曽屋」に行きました。僕は初めてだったのですが、彼は、お客様を案内するのに使っているとのことです。

店内は、古民家民芸調で、松本民芸家具を使ったり、様々な意匠の陶器類が展示してありました。料理は、郷土郷里主体ですが、どれも熟練の技というもので、田楽、馬刺し、こいのうま煮、蕎麦と満足。

外観。夜なのでわかりずらいですが、大きな建物です。

暖簾は、「田楽」と染め抜いた物です。これだけで、歴史を感じます。

店内。柱や梁が出ていて、古民家風です。

展示してある陶器類

和箪笥の中にもいろいろな陶器がありました。

まずお茶と箸。

二人とも車なので、ノンアルコールビールを注文。お酒などももちろんあります。

お料理のメニュー。

定食のメニュー。「うな玉定食」が気になります。元々は木曽の出かもしれません。「すんき漬」がメニューにありました。

馬刺し。久しぶりに美味しい馬刺しを食べました。

馬刺しのアップ。

ワサビの花も注文。それだけでも良かったのですが、ピリッとして田楽や、蕎麦のトッピングとしても使えました。メニュー表にはなく、柱に貼りだしてあった品物です。

田楽。8本です。

田楽。味噌が香ばしくて、甘塩っぱくて、僕はこういうのに弱いです。

田楽のアップ。

こいのうま煮。この色まではなかなか出せないと思います。

アップ

取り分けていただいているところ。ゼラチン質まで柔らかくて驚きました。亡き母が、お祭りなどの際、よく鯉料理を作ってくれて、僕にはお馴染みなのですが、これはひと味違います。

手打ちそば

締めはそばにしました。かなり細くて、松本市内では珍しいと思います。弾力があり、蕎麦自体もよいものを使っている感じでした。量も十二分です。

蕎麦のアップ。つゆは、鰹出汁だと思いましたが、もう少し香りが立っていればなおよい気がしました。

そば湯

やや濃い目のそば湯です。

お茶のお替りをもってきてくれました。全体にリーズナブルで、びっくりしました。今度は昼に来て定食をいただいてみたい。

【木曽屋】

住所:長野県松本市大手4-6-27
電話:0263-32-0528
ホームページ:田楽木曽屋 - 松本/郷土料理(その他) | 食べログ (tabelog.com)