安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

チャーリー・ラウズ YEAH!

2009-04-01 21:25:46 | テナー・サックス

今日4月1日から部署が変わり、かなり忙しそうなところに配属になりました。仕事が優先だから仕方ありませんが、音楽を聴く時間や散策に出かける時間がとりずらくなるのは切ないところです。工夫しながら、ブログやホームページ作成を続けたいと考えていますが更新の方は遅くなるかもしれません。タイトル「ヤー!」で気合いを入れてみます(笑)

CHARLIE ROUSE (チャーリー・ラウズ)
YEAH! (EPIC 1960年録音)

 Yeah

タイトルが面白いです。日本語で言うと「はい!」という威勢のいい返事なのでしょうが、ジャズファンだと掛け声の「ヤー」を連想してしまいます。YEAHまでは英字ですが、!(驚きマーク)の上の部分はラウズ自らテナー・サックスを持って立っています。

この作品は人気盤として定評があります。ラウズ(テナー・サックス)、ビリー・ガードナー(ピアノ)、ペック・モリソン(ベース)そしてデイブ・ベイリー(ドラムス)という中庸をいくメンバーです。ベイリー参加のアルバムは、すべからくよくスイングするのでこの名前を見つけると購入意欲が湧きます。

曲目は大スタンダードの3曲「You Don't Know What Love is」、「Stella by Starlight」、「There is No Greater Love」に、ラウズ作曲の3曲「Lil Rousin'」、「Billy's Blues」、「Rouse's Point」の6曲です。ただし、「Billy's Blues」は表記はラウズになっていますが、ビリー・ガードナーによるものと思われます。

「You Don't Know What Love is」は、ソニー・ロリンズの名演を思い起こさせるプレイ。「There is No Greater Love」も温かみの感じられるバラード。「Rouse's Point」は、早めのテンポによる緊張感のあるラウズの吹奏とモリソンのベースが印象的な曲です。落ち着いて聴いていられる良質なハードバップ盤としてお気に入りです。

ホームページにデイブ・ベイリーを掲載してあります。時間があればご覧ください。 モダンジャズやヴォーカルを聴こう デイブ・ベイリー  



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