先日、安曇野市豊科のノジマで携帯電話を購入しましたが、その際のデータ移行の待ち時間に、すぐ近くのココスにお茶で入り、「大人のマロンパフェ」と珈琲で至福の一時を過ごしました。至福の時間を過ごせる作品。
RED GARLAND (レッド・ガーランド)
RED IN BLUESVILLE (PRESTIGE 1959年録音)
レッド・ガーランド(p, 1923~84年)は、1955年から58年の間、マイルス・デイヴィス・クインテットに参加して有名になり、1956年から62年にかけてプレスティッジ・レーベルなどに多くの録音を残しています。僕は、一度だけガーランドの実演(1980年の来日)を聴いたことがあります。(関連記事へのリンク)
本作のメンバーは、レッド・ガーランド(p)、サム・ジョーンズ(b)、アート・テイラー(ds)。ガーランドは、ポール・チェンバース(b)やフィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)と組むことが多かったので、ちょっと異色の組み合わせです。
曲目は次のとおり。
1 He's a Real Gone Guy (Nellie lutcher)
2 See See Rider (Ma Rainey, Traditional)
3 M-Squad(Theme) (Count Basie)
4 Your Red Wagon (Gene DePaul, Richard M. Jones, Don Raye)
5 Trouble in Mind (Richard M. Jones)
6 St. Louis Blues (W.C. Handy)
曲目は、ブルージーなものばかりで、有名曲が多いです。カウント・ベイシー楽団の「M-Squad」を取り上げているのは珍しいかもしれません。
レッド・ガーランド(p)、サム・ジョーンズ(b)、アート・テイラー(ds)が、よくスイングし、各人のソロを含めて、ブルースはブルースだけど泥臭くなく都会的で洗練されている演奏を行っています。ことにややアップテンポで演奏される「St. Louis Blues」は、小気味よくて、快適で、セントルイスというよりもニューヨークでしょうか。好きなアルバムですが、同曲の演奏が僕には一番です。スローテンポの「See See Rider」や「Trouble in Mind」は、やや粘りっこさも感じられます。全体にアート・テイラーのブラシプレイが気持ちよい。
(輸入盤(ステレオ)の音質はなかなか良いです。)
上記に掲げたジャケットは、日本盤(ビクターからの発売)のものでジャケットには記載がありませんが、ステレオ盤です。下記は、ジャケットに記載のある輸入盤のステレオ盤です。
輸入盤のジャケット。
この盤は、1972年の発売のようです。オリジナル盤(モノラル)は、1959年発売で、1964年にも再発されています。
(参考)本作から「St. Louis Blues」が聴けます。
【ココス安曇野インター店】
住所:長野県安曇野市豊科南穂高140-1
電話:0263-71-2381
ホームページ:ココス ファミリーレストラン [COCO'S]
外観
マロンフェアのお知らせ
大人のミニマロンパフェ(カロリーは304kcal)を注文
ココスの無料wifiを使ってパソコン操作。
ココスの配膳ロボットは、ガストのものに比べて小型です。
ミニマロンパフェ到着
ドリンクバーも注文して、珈琲(アメリカン)をとってきました。
この珈琲は意外に美味しい。ファミレスの中では、僕の好みに合います。
ミニマロンパフェ。『渋皮栗アイスと栗の渋皮煮の上品な甘さが楽しめる、食後にぴったりなサイズのちょっぴりビターなミニパフェ。マスカルポーネムースのまろやかさと、カフェオレプリンとコーヒーゼリーのほろ苦さがマッチした、大人な味わいをご堪能いただける』そうです。
クリームがたっぷり。できれば、もう一個栗があれば、なお良かった。いいお茶タイムでした。
テーブルからのタブレット注文は、ファミレスや居酒屋チェーンなどは、普通になりました。また、ロボットの導入も、チェーンによっては進められています。
人出不足への対策、人件費抑制だと思いますが、価格に転嫁されるよりは、良いかと、価格の中身は不明ですが、一応、肯定的にとらえています。
タブレット注文やロボットは、家族連れなどに違和感なく受け入れれられているようい見えます。
慣れるしか仕方ないかと思っていますが、僕も昔ながらのお店が好きですね。
コメントありがとうございます。
書いていただいたとおり、このへんのアルバムりは、モダンジャズの故郷という気がします。最高ですね。
ガーランドの演奏は、一聴シンプルですが、ヴォイシングやタイミングなどに、個性が輝いています。しかも、それが多くのジャズファンに受けていて、こういうジャズは不滅だと、聴く度に思います。
『炭火で焼かれたみたいな熱さ』という表現良いですね。じわじわと良さが伝わってくるような感じがしました。
コメントありがとうございます。
東京地方も小雨が降っています。
人手不足なのか、タッチパネルやバーコード読んでの注文は苦手ですね。
まして、ロボットが運んで来るなんて時代が大きく変わりました。
私には付いて行けない世界になってきました。
このアルバムが嫌いな人なんているのか、そう思うほどです。
ガーランドといえば、ポール・チェンバース。Art Pepper Meets the Rhythm Sectionなんかも大好きです。なんといっても the Rhythm Sectionですから。この名は中々名乗れません。
でもサム・ジョーンズとのこのアルバムも良いですよね〜。僕は、See See Rider が好きです。こんなのに載せられては駄目だと思いつつ(笑)、身体の芯までジャズが染み込む気がします。ガスの火ではなく、炭火で焼かれたみたいな熱さです。いや、他の曲も全部良いですよね。
すいません、朝から熱くなりました。