安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

サミー・デイヴィス・ジュニア SAMMY DAVIS, JR. sings LAURINDO ALMEIDA plays

2009-08-02 19:40:37 | ヴォーカル(S~Z他)

先週の金曜日に新潟県に出張してきました。北陸自動車道の米山サービスエリア(下り)で昼食を摂りましたが、地魚定食が美味しかった。ここはまた周囲の景観が素晴らしく、海に沈んでいく夕陽を観るための展望台があります。長野には海がないこともあり、昼間であっても展望台からの眺望はたいへん魅力的でした。海に関連したジャケもいろいろありますが、今夜は男性ヴォーカルものを。

SAMMY DAVIS, JR (サミー・デイヴィス・ジュニア)
SAMMY DAVIS, JR. sings LAURINDO ALMEIDA plays 

(REPRISE 1966年録音)

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サミー・デイヴィス・ジュニアがローリンド・アルメイダのギターだけをバックにバラードを歌ったアルバムです。海の上を一羽のかもめが飛んでいる写真は、寂しさと力強さの両方を表しているようで、ジャケット自体も気になる一枚でした。

歌手、俳優として大活躍したサミーには、多くの録音があります。カウント・ベイシーとの共演をはじめ豪快にスイングするものがある一方、バラードでは切々とした感情を表現しています。一方、アルメイダは、間口の広いミュージシャンで、このアルバムでも柔かいタッチを披露しています。

曲目は「Here's That Rainy Day」、「The Shadow of Your Smiles」、「Everytime We Say Goodbye」、「I'm Always Chasing Rainbows」、「We'll be Together Again」、「Joey, Joey, Joey」、「The Folks Who Live On The Hill」、「Speak Low」に、ミュージカルのオリバーから「Where is Love」、アル・フレッシュ作曲「Two Different Worlds」。

サミーは、全体にテンポを遅くとりじっくりと歌っているので、やや重く感じる曲があるかもしれません。アルメイダのソロやボサノヴァ処理の多彩さを含めて「The Shadow of Your Smiles(いそしぎ)」が最も好きですが、「Here's That Rainy Day」、「Where Is Love」、「Speak Low」あたりも耳を傾けたくなるトラックです。

米山サービスエリアからの日本海風景(携帯画像です)

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ホームページにハンプトン・ホーズ(ピアノ)を掲載しました。時間があればご覧ください。モダンジャズやヴォーカルを聴こう ハンプトン・ホーズ



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2 コメント

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67camperさん コメント、トラックバックありがと... (azumino)
2009-08-12 21:37:29
67camperさん コメント、トラックバックありがとうございます。

女性ヴォーカルでは、ギターとのデュオはいくつか挙げられますが、男性だと少ないですね。サミーデイヴィスとクロスビーくらいしか思いつきません。

ローリンド・アルメイダというと、ジョニー・ソマーズのアルバム「ソフトリー・ブラジリアン・サウンド」での貢献が忘れられません。
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azuminoさん,おはようございます。 (67camper)
2009-08-11 08:48:06
azuminoさん,おはようございます。
良いレコードですね,コレ。
自分も丁度アップしてましたのでコメントさせてください。サミーのボーカルとギターのDUOということで、このアルバムとデッカのマンデル・ロウとのDUOをアップしています。
両方ともいい味のボーカルでギター好きにはたまらないアルバムです。
http://blog.goo.ne.jp/67camper/e/2ce78ee8b20a731a09b12d8462fe9222
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