谷川岳馬蹄形前半縦走の3回目で、最終です。茂倉岳~蓬ヒュッテ~土合口駅を記載します。2日目は稜線が暴風雨で、樹林帯でも雨の中を歩きました。濡れた岩の上をトラバース気味に歩く箇所があり、気を使い疲れました。
【行 程】
(10月15日)天神平駅 8:46 → 谷川岳肩の小屋 11:17ー43(昼食休憩) → 谷川岳トマノ耳 11:50 → オキノ耳 12:10 → 一ノ倉岳 13:25ー40 → 茂倉岳 14:05 → 武能岳 15:51 → 蓬ヒュッテ 16:35(宿泊)
(10月16日) 蓬ヒュッテ発 6:40 → 白樺避難小屋 7:42ー50(休憩) → JR避難小屋 9:45ー55(休憩) → 一の倉沢出合 11:05 → 土合口駅 11:55
(茂倉岳~武能岳)
茂倉岳からいったん下ります。
武能岳山頂手前は、結構な急坂です。
ガスの中で、遠くは全く見えません。
武能岳山頂到着。
(武能岳~蓬ヒュッテ)
笹原の中を蓬ヒュッテ目指して下っていきます。
新潟県の土樽から来ている道との分岐。
ガスの中から突然、蓬ヒュッテが見えました。
到着は16時35分で、予定より30分の遅れです。天神平出発が15分遅れで、登山道の渋滞もあったので、1日目は、ゆっくりながらまずまずのペースでした。
ヒュッテ内です。当日は、僕ら3人の貸切りでした。明日16日(土)は、15人の予約があったのですが、悪天候見込みで、全てキャンセルだそうです。明日の宿泊までで、本年の営業は終了だそうです。
ビールで乾杯。ご主人は、新潟県湯沢で民宿も営んでいるそうです。なんと「山伏」でもあるそうです。山の話など、いろいろ話が弾みました。
カレーをいただきました。
(蓬ヒュッテ~白樺避難小屋)
16日は、暴風雨の中、6時40分にヒュッテを出発。雨支度でひたすら歩き写真をとる余裕は、清水峠への分岐までありませんでした。濡れた岩の上をトラバース気味に歩いたり、沢を渡渉したりと、やれやれでした。
清水峠へ至る道との分岐。
白樺避難小屋
新道と旧道の分岐。旧道は、途中崩壊で危険なため、左折して新道を進みます。
新道は、沢を3~4回渡ります。
かなり下りてきました。樹木が美しくて良い雰囲気です。
JR見張り小屋の横を通ります。
新道には行かず、ここから旧道に出ることにしました。
15分程度上ると、旧道に出ます。
旧道に出ました。ここから上には崩壊地があるため、蓬峠や清水峠へ行くのに新道が奨励されていました。
旧道は、林道よりも立派な道でした。
「ブナのしずく」という水場がありました。飲んでみましたが無色無臭で美味しい水です。
幽ノ沢出合。岩壁が見えました。
一ノ倉沢出合。ほとんど岸壁は見えませんでした。
写真があったので、これでTさんが解説してくれました。
可愛いバスが、天神平駅からここまで運行されています。土曜日のためか、このあたりを散策するお客様も多く、バスの乗客も多くいました。
マチガ沢出合。同行のTさんとMさんは、ここの沢の岩壁を若い頃に登ったこと(ロッククライミング)があるそうです。ここまでくれば、あともう少しです。
土合口駅に到着。しばらく歩き、車を置いた谷川岳インフォメーションセンターの駐車場へ向かいます。
(湯テルメ谷川)
「湯テルメ谷川」に行き、温泉へ入浴。身体が温まりました。
【湯テルメ谷川】
住所:群馬県利根郡みなかみ町谷川514-12
電話:.0278-72-2619
ホームページ:谷川温泉 湯テルメ谷川 〔日帰り温泉〕 (wind.ne.jp)
(道の駅 水紀行館)
昼食とお土産を買いに、道の駅 みなかみ水紀行館に寄りました。
軽食コーナー。軽食といっても種類はいろいろありました。
舞茸蕎麦を注文。温かく、舞茸がいっぱいで、期待以上の美味しさでした。
【道の駅 みなかみ水紀行館】
住所:群馬県利根郡みなかみ町湯原1681-1
電話:0278-72-1425
ホームページ:www9.wind.ne.jp/mizukikou/frame.htm
今回の谷川岳馬蹄形前半部分の縦走は、充実して楽しい山行になり、Tさん、Mさんに感謝しました。
16日のコースについて、蓬ヒュッテのご主人から、少し下りたところに、ザレたところがあるので注意しろと言われたのですが、雨も降り、しかも、トラバースのようなところで、滑りやすく、そこが全行程のハイライトでした。怪我も無く歩けてよかったです。
朝食は、まぜご飯に、インスタントですが味噌汁も付いて美味しくいただきました。シェラフ持参でしたが、蓬ヒュッテに泊まることができてよかったです。
一ノ倉沢をはっきりと見たかったのですが、視界がきかず残念でした。そのへんも含めて、谷川岳周辺はとても魅力があります。来年の馬蹄形縦走の後半に参加したいと考えています。
谷川岳のレポート全部ご覧いただき、丁寧なコメントもありがとうございます。
かなりタフな道ですね
私にはとても歩けない気がします
蓬ヒュッテはご飯が食べられるのですね
知りませんでした
てっきり無人の小屋かと・・
一の倉沢・・・初めて見た時のあの感動は
今でも覚えています
当時は近くまで車で入れました
歩き終えた後の舞茸蕎麦・・
温かくて美味しかったことでしょう
今回の山行も楽しませていただきました
ありがとうございます